私たちはこれからもどんどん旅を楽しみたい。そこで常日頃から節約に励んでいます。ですがどうしても旅程作りでは一生に一度だろうと自分に言い訳しつつ、つい「気が大きく」なってしまう。そこで旅の費用にはついてはさらにつましく、つましく・・・二大原則を厳守するように努めています: 1) 宿は1泊2食付き... 続きをみる
車椅子旅行は楽しい!の新着ブログ記事
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以前、「1万年以上平和が続いた、世界に類を見ない縄文時代に心惹かれる」と書きました。その思いがさらに深まったのは、能登半島の旅で偶然立ち寄った真脇縄文遺跡: 国指定史跡真脇遺跡 との出会いでした。 今年一部では、縄文文化ブームが起こっているそうで、映画「縄文にハマる人々」が製作され、その公開も... 続きをみる
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バレンシアの公共機関の整備の素晴らしさを(1)で書きました。 今日は信ちゃん(夫です)がバスや市電の乗り降り同様に、幸せにしてもらったバレンシアの車椅子体験があと2つもあるので、その紹介をします。 その前に、バレンシアの市電同様のシステムで車椅子生活者が一人で乗降出来る、ニュージーランド最大... 続きをみる
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信ちゃん(夫です)が2005年に脳出血で倒れ左半身不随で車椅子生活者になった後も好きな旅行を続けてきた私たち。せっせせっせとアルバイトに精を出し、節約して、どんどこどんどこ国内国外、いろいろな所を楽しんで来ました。 車椅子旅行の経験を積む事で、最初の頃の苦労は創意工夫の知恵も付き軽減しています... 続きをみる
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私の青春の地、バレンシアの宿に10日間滞在しました。 40ん年前の留学中、教室の窓から見上げていたミゲレテの塔 を見ながら宿のベランダでのんびりと過ごしました。そこで、信ちゃん(夫です)と日頃なかなか話せない事をゆっくり話す事が出来ました。 ブログを書き始めた理由の一つが、ケアマネージャーに... 続きをみる
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突然ですが今から10日間の、スペイン・バレンシア短期滞在旅行に出発します。 バレンシア行きはもうずっと考えていた事でした。 一年前、信ちゃん(夫です)の青春の思い出の場所、スエーデン・ゴットランド島・ビスビューを訪問。40年以上ずっと「いつか一緒に行こうね」と言っていた約束を果たしました。 ... 続きをみる
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信ちゃん(夫です)が「四国って、ポルトガルのようだね。人が穏やかで魚が美味しくて」と言った事は、 で書きました。それは、旅が始まった直後から最後までの、四国に対する私の率直な感想でもあります。 そもそも四国に行く気になったのは、東京から徳島までのフェリーがある事を知ったのがきっかけでした。この... 続きをみる
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4月12日から22日までの四国車椅子旅行から、無事帰宅して一週間が経ちました。 旅の間の天候ですが一度だけ、室戸岬から高知への途中に寄った「モネの庭」で パラパラと雨に降られました。ですがそれ以外は、ずっと晴れ!今回も晴れ男晴れ女夫婦の面目躍如です。 北川村の「モネの庭」は、思いがけない見っ... 続きをみる
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昨日の朝7時に、徳島港からのフェリーで有明港に到着。家に戻り、ガーと寝て、昨日の夜は丸亀から買ってきたうどんを食べました。やはり、讃岐のうどんは旨いです。 四国一周車椅子旅行は、思いがけない発見が沢山ありました。まずは 1)美味しい食事 2)個性あふれる自然 ですが、信ちゃん(夫です)が言... 続きをみる
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12日間。長いと言えば長い、短いと言えば短い旅程だと思います。 以前は3週間の長期もあったのですが、今の信ちゃん(夫です)には体力的に、負担が大きすぎるようになりました。一週間を超える旅を始めて、もう10年になりますから。 今回の四国、何が待っていてくれているでしょう。 初めて東京駅から東... 続きをみる
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あと二回寝れば、初めての車椅子四国一周の旅に出発です。 四国旅行については4回に分けて去年12月に書きました。お読み頂ければ・・・ ヤッタねー! 今回の初四国一周車椅子旅行の旅程は 1)4月12日木曜日19:30分芝浦発: TOP│東京,徳島,北九州のフェリーならオーシャン東九フェリー で徳... 続きをみる
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もう5年も前の事になります。TVを見ていて、ネギが大好きな信ちゃん(夫です)。「深谷にネギを食べに行こう」と嬉しそうに言いました。私には、反対する理由がありません。私もネギが大好きです。 即、深谷のホテルをネットで検索。駅に近い朝食付き2人で1万円以下の宿を見つけました。夕食には、ねぎ専門店に... 続きをみる
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信ちゃん(夫です)が脳出血で倒れて入院してから2か月半ほど経ち、私の誕生日が近づいてきました。そこでその事を「出汁」にして、横浜のホテルへの一泊旅行に出掛けました。 一泊旅行で一番学んだ事。それは車椅子生活者になった信ちゃんには、これまでとは全く異なる 車椅子生活者としての「信ちゃんの時の流... 続きをみる
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一か月以上、ブログを更新できませんでした。珍しい事です。風邪で体調を崩し、信ちゃん(夫です)と二人でぐずぐずしていた事もありますが、車椅子旅行を楽しんでいる私たちの、今の幸せな気持ちをブログでみなさんに伝えたい。そう思いはするものの、的確に自分の気持ちを表現する文章が、考えても考えても思い浮かば... 続きをみる
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親友から、「車椅子旅行は楽しい」とあなたたちに繰り返されても、「なんだかきれい事過ぎる、という気持ちが拭い去れないのよね」と、年明け早々に言われた私。 以後ずっと、そんな親友の言葉をいろいろ考え・・・ぐずぐずしている間に、信ちゃん(夫です)が8度の熱を出しました。 我がマンションは幸運な事に... 続きをみる
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年明けすぐに新潟出身の親友まことちゃんから、銀座でランチをしないかと嬉しい誘いがありました。昼間に銀座に出掛けるなど、何年ぶりでしょう。約束のレストランの前で待ち合わせたのですが、ホームページを見る限り営業しているはずなのに、閉まっていました。「本当においしいのよ。また来ようね」という彼女の言葉... 続きをみる
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「新し物好き」で、ネット・ブラウジングが大好きな私。 みんなの知らない(はず)の事を、みなさんに「知ったかぶり」でおしゃべりするのが好きです。日々自分が発見したと信じ、信ちゃん(夫です)は知らないだろうと(勝手に)思い込んでいる事をチョコチョコ信ちゃんに披露しては、一人で悦に入ってます。 そ... 続きをみる
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私たちが車椅子旅行の宿を探す時、必ずチェックするサイトは 1)じゃらん:https://www.jalan.net/ 2)旅と宿のクリップ:https://www.clipit.jp/ 3)ゆこゆこ:https://www.yukoyuko.net/ 4)トリップアドバイザー:https://w... 続きをみる
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車椅子ドライブ旅行のルートは、バリアフリーの宿が見つかるかみつからないかで大きく左右されます。そして、私たちはたとえ見つかったとしても、それが1泊2食付で一人1万円以内でなければ、スルー、無視・無視。常に出来るだけ安い宿を探す努力をこれまで続けて来ました。 安い宿の探索は、最初は 1) 単なる... 続きをみる
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大好きなNHKBS番組「日本縦断こころ旅」。11月は四国を巡りました。 これまで、飽きるほどに四国の番組を見ても心が動かなかった私ですが、正平さんたちの、行きずりの食堂での食事風景を見ながら、半世紀近く前に友人宅でご馳走になった鰹の薬味に、生姜はなし。ニンニクとネギだけだった事が鮮明に思い出さ... 続きをみる
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四国には、学生時代以来、足を踏み入れた事がありません。四半世紀以上も前の事です。信ちゃん(夫です)も仕事で何度か行くは行ったが、数えるほど少ないそうです。 さて・・・私たち夫婦は、NHKBSの旅番組「日本縦断こころ旅」が大好きです。 毎朝NHKBSで07:45から始まる「朝版」と夕方NHKB... 続きをみる
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11月5日に、土浦までれんこんを追い求めて一泊旅行をした事は、前回の『チアリーダーを探せ』http://noripico22.muragon.com/entry/146.html で書きました。 それから約10日後、土浦からさらに北上して、福島県のいわき市に一泊することになりました。夫婦で約4... 続きをみる
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チアリーダーなどと書くとなんだかややっこしいですが、言い換えれば、 頭の中から消えない 味・映像・音・人・事象・言葉などはどれも、自分の人生のチアリーダーだと思っています。それらの味・映像・音・人・事象・言葉などが、日常からおいで・おいで・出ておいでと、誘います。 ただし、マイナス方向を向い... 続きをみる
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「旅に出かけたいけれど今一歩踏み出せない」 そんな方々のキーワードはチアリーダーだと前回書きました。 そ・の・こ・こ・ろ・は? 「いつでも、自分にとって一番大事な事、一番やりたい事をやりなさい。相手の為なんて親切ごかしで自分を納得させた、中途半端は駄目。迷ったら、やらない事」 明治生まれ... 続きをみる
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北海道旅行から戻りすぐに、定例のケアマネージャーの訪問がありました。彼は信ちゃん(夫です)が倒れてから5代目になる、仕事熱心な愛すべき三児のパパです。 「旅行はどうでしたか?」という質問の後、「お二人は元気ですね。僕が担当している車椅子の人たちも旅行をしたいと思ってはいるのですが、なかなか出か... 続きをみる
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前回に続き今日も、AIRBNBについてです。 1) Airbnbの有名な都市や街のサイトの内容があまりに面白かった。それに・・・・ 2) 宿の紹介・説明の中の「アメニティ・設備」という項目に、キッチン、TV、シャンプーなどと共に「車いすOK」がリストされていたので、「車いすOK」な宿がそんな... 続きをみる
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今日はAirbnbのお話を。 続けて友人、同僚からAirbnb: の話を聞いたので、ネット・ブラウジングが趣味の私。早速、 Airbnbの:ページを開き、一番上にあるボックスの「場所」 の欄にいろいろな都市や街の名前を入れ、それぞれの都市や街の宿を訪れてみました。ハワイ・ニューヨーク・パリ... 続きをみる
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私たちが今回、一番心を動かされ、幸せにして貰った宿「万月堂」は、羅臼と根室エリアの間にある標津町の北にあります: http://mangetudou.net/?page_id=71。オープンして11年目だそうです。 ------以前、「車椅子の一人旅ですが、そちらに宿泊出来ますか」という問い... 続きをみる
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いつものように、本題に入る前が少々長いですが、お付き合いを。 2015年の5月能登空港に飛び、レンタカーを借りました。信ちゃん(夫です)が倒れてから初・め・てのレンタカーです。いつかはレンタカーで車椅子ドライブ旅行をしたい。能登半島ならば北海道と同じように、車も人も少ないから初レンタカー体験に... 続きをみる
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5回目となる北海道の車椅子ドライブの旅。車椅子旅行者だからの出会いをこれまで、数多く重ねてきましたが今回もまた、思い出すと思わず頬が緩む、幸せな出会いが沢山ありました。 もちろん車椅子旅行ゆえの、進退が窮まる場面に直面しなかったとは言いません。ですがそれも最終的には切り抜けました。終わってみれ... 続きをみる
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FreeWheelを取り付けるには、これまで使用していたハヤマの電動車椅子JW-pタイプではダメ。そこで新しくヤマハの電動車椅子JW-sタイプ を借りる事にしました。 今回、ケアマネジャーの人柄とやる気がどれほど大事か、物事をスムーズに進めてくれるかを痛感・実感しました。 「車椅子のタイプを... 続きをみる
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左半身不随の信ちゃん(夫です)は、布団の上には寝られません。畳の上では食事が出来ません。 ベッドのある安い車椅子ドライブ旅行の宿として、私たちはコンフォート・スーパー・スマイルなどの低価格ビジネスホテルチェーンによくお世話になりますが、都会にしかなく、最近は随分と値上がりました。今回の釧路のス... 続きをみる
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私は車が運転出来ないので、運転はす・べ・て信ちゃん(夫です)まかせです。 車を運転している間は、自分が左半身不随の障がい者であることを忘れている(本人の弁)信ちゃんは、運転が大好き。飽きる事はないそうです。ですがもちろん、半身不随となっては長時間の運転は疲れるので、ドライブ時間は 私が事前にド... 続きをみる
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8月16日からの今年のルートはグーグルの航空写真を見る限り、これまでで一番過疎な地域を走ります。 信ちゃん(夫です)は、何もない所を走るのが脳出血で左半身不随になる前から大好き。「ガソリンスタンドとお昼を食べる所をチェックしておいてくれれば、後はまかせて。景色がずっと同じのように見えても、少し... 続きをみる
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今年も8月16日、茨城県大洗から車椅子の信ちゃん(夫です)の愛車をフェリーに乗せて、19時間後に苫小牧に到着。5回目の楽しい、楽しい北海道車椅子ドライブ旅行が始まります。 今年のルートは根室を中心に、 苫小牧から日高町-浦河町-大樹町-釧路市-浜中町-花咲港-風連湖-野付半島 -標津町-足寄町... 続きをみる
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マンチェスターで出会って以来、信ちゃん(夫です)が車椅子に取り付けたいと切望していたFreeWheelに7月7日の七夕さまの日に会いに行きました。行き先は、我が家から車で1時間半ほどの、さいたま市にあるこっぱ舎: こっぱ舎ホームページ です。 まずメールで問い合わせをし、次に電話で信ちゃんの希... 続きをみる
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Manchesterで出会ったFreeWheelについて話す前に Manchesterでの楽しかった観光名所についてのご報告。 いつの頃からか、海外の訪問先でGRAND HOTELという名のホテルを見つけると必ずそこでお茶をして来ました。さほど高くなかったミュンヘン駅前のGRAND HOTEL... 続きをみる
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TAXI TOUR物語の続きです。 ヴィスビュー、ストックホルムのTAXI TOURに続き、日本から予約を入れていたManchesterのTAXI TOUR。10時のツアー開始時間かなり前にアパートの前に出た私たちですが、TAXIはすでにスタンバイ。運転手兼ガイドのジョンさんが笑顔で迎えてくれ... 続きをみる
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今回は、TAXI TOUR報告の前半です。 ヒースロー空港で車椅子を飛行機に積み忘れられて、初日、マンチェスターに着いたら車椅子がない。マンチェスターで4泊して、スエーデンのヴィスビューまで飛んだら、その日にマンチェスターのコンサート会場でテロ。ヴィスビューでは坂の石畳に悩まされ続け、信ちゃん... 続きをみる
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石畳。車椅子の天敵ですが、ヨーロッパの街並みには欠かせない。分かってはいました。リバプールでもサンクトペテルスブルグでも、これまでもに何度も苦労しましたから。しかし世界遺産の城壁の街、スエーデンのゴットランド島にあるヴィスビューの石畳は、これまででも難物中の難物でした。急な坂に石畳がどこまでも続... 続きをみる
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羽田からヒースローに飛び、ヒースローからマンチェスターへと乗り換える。その途中のヒースロー空港で、まったく想像もしなかった事が起きた事は前回書きました。ManchesterとSwedenの楽しい車椅子旅行(1) - 車椅子旅行は楽しい! 英国航空がヒースローで車椅子を積み忘れてくれたのです。お... 続きをみる
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約2週間の、30年ぶりの再会となる友人 訪問の英国マンチェスター。それに40年ぶりのスエーデンのヴィスビュー(「魔女の宅急便」の舞台)とストックホルムの楽しい車椅子旅行から、先週戻りました。 今回も楽しく、美味しく、幸せな車椅子の旅でした。信ちゃん(夫です)も私も、2キロ太ってしまいました。で... 続きをみる
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Stockholm Food Tourへの道のり:出発します。
明日月曜日、5月15日から2週間、英国マンチェスター、それにスエーデンのヴィスビュー: ヴィスビュー - Wikipedia とストックホルムの楽しい車椅子旅行に出発です。まず、私たちの人生に大きなうねりをくれた現在マンチェスターに住む先輩に、30年ぶりに会いに行きます。4泊後、信ちゃん(夫です... 続きをみる
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信ちゃん(夫です)の青春の思い出の地、ゴットランド島に行くならば、ストックホルムにも寄ろう。私の青春の思い出のユースホステルに宿泊しようと考えました。世界的にも有名で人気の、帆船アフ チャップマンです。 事前にチェックをするとありがたい事に、アフ チャップマン号は完全なバリアフリーでした。 ... 続きをみる
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Stockholm Food Tourへの道のり:完結編のひとつ前
今回は、私の青春物語にお付き合い下さい。 車椅子旅行の話は出てきません。ごめんなさい。 一人で初めて訪れた40年以上前のヨーロッパでは、旅をしながらネット情報を入手するなどは夢のまた夢。最近まで絶対的な人気を誇った旅の友「地球の歩き方」さえもなく、 1) トーマスクックの時刻表と 2) 地球... 続きをみる
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Stockholm Food Tourへの道のり:ヴィスビューは遠い?
ヴィスビューはバルト海に浮かぶ、ストックホルムから飛行機で45分ほどのゴットランド島にある、世界遺産の城壁の街です。人気アニメ『魔女の宅急便』の舞台となりました。 信ちゃん(夫です)は縁あって、日本で出会ったスエーデン人の青年に誘われ、彼と一緒にヴィスビューに40年以上前に、一週間近く滞在した... 続きをみる
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Stockholm Food Tourへの道のり:パスポートをゲット
パスポート申請の一週間後、パスポート受領のために再び、有楽町の交通会館にバスで行きました。 「とんかつが食べたい」信ちゃん(夫です)でしたが、交通会館地下一階の店は、いずれも狭く車椅子では入れそうにありませんでした。ですが・・・申請の後、バス停のある日比谷公園に向かい、満開の桜を楽しみ、偶然遭... 続きをみる
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Stockholm Food Tourへの道のり:スタート台に立つ
唐突に英語のタイトルで失礼します。 楽しい車椅子旅行を目指して苦労してやっとたどり着いた道だったので、つい、気取って英語にしてみました。 最近ではトランプさんがtwitterを使って情報発信をしまくっている事もあいまって、ちまたではソーシャルネットワーキング・サービスSNS の使用率がうなぎ... 続きをみる
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歴史に詳しい方には、小田原には興味深い場所や食べ物がいろいろあって、「思いがけない宝庫でした」などと書くと、怒られますね。 よ~く考えたら、江戸が栄える遥か前から、小田原には長く豊かな文化が根付いていたのですから。 友人の父上の写真展が開かれている箱根写真美術館 は、車椅子にはと・ん・で・も... 続きをみる
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2017年初・楽しい車椅子旅行は福島の予定でしたが、変更しました。次に川越。そして結局、箱根への一泊二日の車椅子旅行に落ち着きました。 福島に宿泊予定だった日曜日の夜、福島市内の友人から電話がありました。 「来なくてよかったよ。10センチも雪が積もっている」 ホ・ン・ト、良かったです。雪は... 続きをみる
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年末からずっと、ユニクロの極暖ヒートテックを着ていた信ちゃん(夫)。先日のお風呂の後、そろそろ「普通のヒートテック下着にしよう」と言い出しました。 「あら、大丈夫?」 「うん、大丈夫」 脳出血で倒れる1年半前、2週間入院した脳幹梗塞でワレンベルグ症候を発症した信ちゃんは、いつもまわりのみんなが... 続きをみる
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前回紹介した、信ちゃん(夫)のプチ講演会が先週、無事終了しました。 日頃は、「最善を尽くせばそれでいい。結果は気にしない」という信ちゃんですが、今回は珍しく、「みんなに少しは僕の気持ち、伝わったかな?」と私に聞きました。それも一度ではなく、何度も何度も。確かめるように。 そもそも、人前で話す... 続きをみる
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車椅子旅行大好きの私たち。完全に、「車椅子旅行行きたい」禁断症状が出ています。ですが、寒さには勝てない。風邪にも勝てない。結局今年は、いつものみんなとの一泊新年会以降、一度も遠出をしていません。 もう少し暖かくなったら・・・嬉しいな。前々から予定を立てている90歳の叔母と行く大衆演劇と温泉を楽... 続きをみる
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2017年の我が家のスローガン:幸せは常に、常識外から生まれる 楽しい車椅子旅行のススメ:ルールその1: 「車椅子では無理です」と言われても、相手の言う事をそのまま鵜呑みにしない。 楽しい車椅子旅行のススメ:ルールその2: YESかNOで終わってしまう質問はしない。 楽しい車椅子旅行の... 続きをみる
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しばらく投稿を休んでいました。インフルエンザではありませんが、風邪を引き、咳が止まらず、声が出ず、苦しかったです。 2017年の我が家のスローガン:幸せは常に、常識外から生まれる 楽しい車椅子旅行のススメ:ルールその1: 「車椅子では無理です」と言われても、相手の言う事をそのまま鵜呑みにしない。... 続きをみる
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2017年の我が家のスローガン:進化は常に、非常識から生まれる 楽しい車椅子旅行のススメ:ルールその1: 「車椅子では無理です」と言われても、相手の言う事をそのまま鵜呑みにしない。 楽しい車椅子旅行のススメ:ルールその2: YESかNOで終わってしまう質問はしない。 「車椅子旅行」を... 続きをみる
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2017年の我が家のスローガン:進化は常に、非常識から生まれる 2016年の4月からスタートしたこのブログ。思いつくままにどんな車椅子旅行を、どのように楽しんできたか。出来るだけ具体例をあげて書き綴って来ました。 車椅子旅行をさ・ら・に・フルに楽しむために、自分の頭の中を整理するため、ル... 続きをみる
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最近、我が意を得たりと思わずほくそ笑んでしまうお気に入りフレーズです。 「進化は常に非常識から生まれる」 タイヤのCMで我らが福山雅治さんが毎日何度もTVの中で繰り返しているので、みなさんも目に、耳にされた事と思います。 「非常識」を辞書で引くと、 「常識」を欠いていること、とあります。 ... 続きをみる
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信ちゃん(夫)の両親も私の両親も共に、亡くなってかなりの年月が過ぎました。 ですが、信ちゃんの父親の弟である叔父がなくなってからも、つれ合いの叔母とはずっと季節のあいさつ状や歳暮を送るなどの付き合いを続けてきました。そんな叔母から年末に所用で電話を受け、信ちゃんは1月3日に三人で昼食を一緒に食... 続きをみる
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普段の信ちゃん(夫)は毎朝7時を過ぎて、のこのこと起き出してきます。 もともと匂いには敏感でしたが、ありがたいことに臭覚にはほとんど障害が出ませんでした。私が7時を合図にばたばたと朝食の支度を始める音と共に、朝ご飯の匂いが、いつも目覚めを促すようです。 左・半・身・不・随・の信ちゃんは、朝起... 続きをみる
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クリスマス・イブにぴったりの、「車椅子ドライブ旅行だからこそ、信ちゃん(夫)だからこそ目に留めて出会えた、幸せの場所」の紹介を、今日はぜひ。 そこは、今年4回目となった北海道ドライブ車椅子旅行:松前・積丹半島の旅の終盤、定山渓の西にある小金湯から、メロンで有名な夕張へと向かう途中にありました。... 続きをみる
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信ちゃん(夫)は近所のパン屋さんの「サラダ・パン」がお気に入りです。私は「コロッケ・パン」。ときどき早起きをして、自転車に乗って買いに行きます。 ほんのわずかな時間の違いでいつもの道の、車の往来や人通りがまったく異なるものですね。 昼間はバスを待つ人や、信号では必ず車が停車していて街の活気を... 続きをみる
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アクセス数が5,000を超えて私、大喜び!読んで下さるみなさんに、感謝・感謝です。 今日は、いつもと趣きの違う事を書きます。いつものように読んで頂ければ幸いです。 信ちゃん(夫)が脳出血で11年前、左半身不随の第一級障がい者となって以降、それ以前と比べると、その10年ほど前にこの世を去った親... 続きをみる
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昨日降って湧いたように突然、区の社会福祉協議会 から電話がありました。 「バスボード を欲しい方がおられるのですが」 「はぁ?」 ず~っと忘れていました.。 近所の小学校の裏にある区の包括支援センター に買い物帰りに寄り、「バスボードを使わなくなったので、必要な方に使って頂けると嬉しいで... 続きをみる
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信ちゃん(夫)は大の将棋好き。将棋熱がピークの頃は忙しい仕事の合間を縫い、千駄ヶ谷にある将棋会館詣に よくつき合わされました。 棋士のみなさんご愛用のさびし~い館内食堂のラーメンをすすりながら、信ちゃんはいつもきょろきょろ知っている棋士はいないかと、嬉しそうにまわりを眺めていました。私は一人、... 続きをみる
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ここ数日、私の脳裏を離れない光景があります。 数日前に都下・府中のコンサートホールでお見かけした、私たちよりも少し高齢の、我が家と同じように男性が車椅子のお二人です。見惚れました。 私たちは で書いたように、いわゆる「くじゃく夫婦」です。 美しい羽を広げるのはオス。メスはちょっとかわい... 続きをみる
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今朝(2016/11/24)福島・宮城の友人たち。「まだ揺れているよ」と言いながらもみな元気で本当によかったです。 地球が怒っている。そんな気のする昨今です。 私も怒っています。葉物野菜が高い。寒くなったらよく出没する、仲の良い豚肉と白菜の重ね煮がまだ一度しか、今季は食卓に登場していません。... 続きをみる
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今、改めて考えています。 セッセセッセと節約し、準備を重ねて出発した車椅子旅行。楽しいだけではなく、怒りや戸惑いや憤りを覚える事も多いのに・・・ 私たちはなぜ、あらゆる機会を捉えて車椅子旅行に出かけるのだろう。 全国を車で回るのが仕事の一部だった信ちゃん(夫)は、「日常の仕事(ルーティーン... 続きをみる
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「こうよう」と書いたのは、間違いではありません。「紅葉」と一緒に「効用」とも書きたかったので・・・。スミマセン。 日常とは異なる車椅子旅行に出た事で、改めて気づかされることは正直、毎回減って行きます。最初の頃は、今ほど「検・索・魔」ではなかったので、情報収集には穴ばかり。 1) 車椅子OKと勝... 続きをみる
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信ちゃん(夫)は11年前、脳出血で左半身不随の一級身体障害者になりました。リハビリ病院を退院時には、なんとか自分で車椅子の乗り降りが出来るようになりましたが、最初の数か月は玄関からベッドまで車椅子を使いました。ベッドも介護ベッドをレンタル。トイレは安楽尿器(http://store.shoppi... 続きをみる
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先週、「幕張メッセ - 日本最大級のコンベンション施設」に行きました。 いつもは高速を使うのですが、時間に余裕があったので、「ドライブルート検索|JXエネルギー」をチェックして、一般道ルートを選び、距離は約40キロ。約1時間20分ほどで到着、という結果が出ました。 城南エリア(東京都南部)育... 続きをみる
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午前、午後、それぞれ2時間以上は継続して運転しない。1時間、やむを得ない場合でも1時間半間隔でトイレ休憩を必ず入れる。 これが、「車を運転する時には障がい者であることが忘れられる」と、運転を楽しむドライバー信ちゃん(夫)の、ドライビング・ルールです。 北海道のように、広大な大地をどんどん走る... 続きをみる
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今回の四泊五日の福島の旅。 宇都宮~郡山~福島~いわきと、ルートは決まりました。予算も決まりました。会いたい5人の友人にも連絡をしました。 次は・・・どこで、なにをするか? です。 本番の旅以上に、机上のプランを立てるのが大好きな私の頭の中は、ぐ・る・ぐ・る・と回転し始めます。 1) し... 続きをみる
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最初の頃の旅での、出発前の確認事項は、 に書きました。改めて読み返すと、11年は長い年月ですね。ここで挙げた3つの心配はどれも、ほぼなくなりました。皆無では、もちろんありません。 今回の福島車椅子ドライブ旅行を7万円の予算で、四泊五日にしたのは 1) 福島には郡山、会津若松、喜多方、福島市内と... 続きをみる
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車椅子旅行の贈り物で、一番大事なプレゼントは・・・ 「いろいろな場所で会う、いろいろな立場の方、特にボランティアの方々の好意を素直に受けとめ感謝する『心』を会得した事」(http://noripico22.muragon.com/entry/81.html)と書いて以来、「受援力」という言葉が頭... 続きをみる
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前回、「受援力」が車椅子旅行の贈り物のキーワード(車椅子旅行の贈り物: 「心」は強化出来ます - 車椅子旅行は楽しい!)だと書きましが・・・ その後、吉田穂波さん(■『受援力』について - 吉田 穂波)の言葉をきちんと咀嚼しないまま、彼女が提唱する『受援力ノススメ』を紹介してしまったのではと、... 続きをみる
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車椅子旅行の中でこれまで貰った贈り物の中で、何が一番大事なプレゼントだった?と聞かれたら・・・ 「いろいろな場所で出会う、いろいろな立場の方、特にボランティアの方々の好意を素直に受けとめ感謝する『心』を会得した事」・・・だと書きました。 私たちの車椅子旅行は初め、「身構え」、時には「恐れを抱き... 続きをみる
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車椅子旅行の贈り物・・・ 旅を重ねるたびに、プレゼントの山が高くなります。そ・し・て・・・ 「これまでのプレゼントで一番うれしいのは何?」 と聞かれたら、 「いろいろな場所で出会う、いろいろな立場の方、特にボランティアの方々の好意を素直に受けとめ感謝する『心』を会得した事」・・・だと答... 続きをみる
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ひろみさんの身近に居た「信ちゃん(夫)と同じように脳出血で倒れたが、現在はもう仕事に復帰している人」はひろみさんの不動産屋さんでした。 そ・し・て・・・コンビニの朝から三日目。信ちゃんが倒れてあと一日で一週間という朝、何の前ぶれもなく、不動産屋のご夫妻が揃って、信ちゃんの病室に入って来られまし... 続きをみる
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コンビニの前で立ち話をしながら、ひろみさん(車椅子旅行の贈り物: コンビニの前でひろみさんに会う - 車椅子旅行は楽しい!)の口から出たのは、 「信ちゃんと同じように脳出血で倒れたが、現在はもう仕事に復帰している人が身近に居るわ」 それは、天・か・ら・の声でした。 その人は、「一戸建ての土地... 続きをみる
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いたずら盛りの男児二人のお母さん・ひろみさんは、マンションの駐車場のお隣さんで、近所に一軒家を購入し、引っ越し間近でした。 信ちゃん(夫)が脳出血で倒れてまだ集中治療室に入っていた三日目の朝、朝ごはんのパンを買いに私は、裏のバス通りに面したコンビニへと向かいました。 コンビニの前は住宅街には... 続きをみる
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ひょんなきっかけから「日本手話」を始め、そこで出会った「あっこちゃん」に誘われ、「アメリカ手話」(NPO法人日本ASL協会 » アメリカ手話を学ぼう!)のクラスに通い、「のぶこちゃん」に出会いました。 まだ信ちゃん(夫)が脳出血で倒れる前、のぶこちゃんとあっこちゃんの二人に出会った事は、「神の... 続きをみる
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「車椅子旅行の贈り物 - 車椅子旅行は楽しい!」で登場していただいた井崎哲也さんのビデオのキャプションに、「人との出逢いが、井崎哲也の生き様に影響を与えた」・・・とありますが、その後に・・ 「車椅子だからこそ・・・そしておおきく言えば、障害を持っているからこその(人との出逢い)」と、私は付け加... 続きをみる
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前置きがいつものように長くなりますが、ご容赦を。 信ちゃん(夫)が脳出血で倒れる10年近く前。友人の・・・ 「仕事で手話が必要だと思うので今度、手話教室に行くの」の言葉に、非日常的な事が大好きで、時間の自由が比較的効く私は「一緒に行く!」と叫びました。 仕事が忙しかった友人はすぐに教室を辞め... 続きをみる
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信ちゃん(夫)が脳出血で半身不随になる前、大好きでよく通った温泉があります。伊東と下田の中間あたりの東伊豆町にある小さな北川(ほっかわ)温泉です。 今の信ちゃんには残念ながら、絶対に入れない温泉となってしまいましたが、「こりゃあ良さそうだ」と思った方。本当に「こりゃあ良い!」なので、お勧めです... 続きをみる
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今年の4回目の車椅子北海道ドライブ旅行で出会った「理想の宿」についてシリーズ(4)まで書きましたが、以前泊まり、気に入った宿についても知ってもらいたい! 番外編を書くことにしました。 その前に・・・ 私が車椅子北海道ドライブ旅行を敢行するぞと決意したのは、初めての北海道車車椅子旅行で... 続きをみる
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どんなに完璧だと思う準備を整え旅立ったとしても、車椅子ドライブ旅行者がどうにも太刀打ち出来ないのが雨です。 2014年8月、3回目の北海道車椅子ドライブ旅行で大好きなオロロン街道を走っていた時、50年ぶりの大雨に振られましたが、宿の方の好意でなんとか乗り切った経緯は と で書きました。 この... 続きをみる
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今日お話ししたい、今年の旅で出会えたもう一つの理想の宿は、北海道の松前町にありました。遠くに青森県の竜飛岬が見える北海道の南端の街です。 いつも引用する口コミサイトでの評価は高く 私たちが宿泊した時にも、ちょっとした宴会が開かれていたように、食事処としても人気です。自家製の松前漬けも有名です。 ... 続きをみる
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五稜郭の箱館奉行所の見学が函館訪問の大きな目的の一つだったので、事前に「箱館奉行所 車椅子」(入館情報 :: 箱館奉行所)で検索したのですが残念ながら、親切な説明はありませんでした。 話が突然変わります。私たちが迷って迷った末、最終的にニュージーランド行きを決めたのは、クルーズで国内外を巡る旅... 続きをみる
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ほぼ理想に近い宿富良野ホステル(http://furanohostel.sakura.ne.jp/japanese.htm)に出会った今回の旅。その他にも、大きな幸せな収穫がありました。 まずは函館。 函館と言えば五稜郭ははずせません。「五稜郭・車椅子」で検索すると「五稜郭タワー」に関する情... 続きをみる
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大きな期待を胸に、4度めとなる今回の北海道車椅子ドライブの旅で「完全バリアフリーホテル」と銘打った宿に、私たちには大金の、一人2食付で12,000円を払い宿泊。残念ながら、二度目の訪問はないと考えた経緯を で書きました。 今日紹介する宿「富良野ホステル:FURANO HOSTEL」の口コミは、... 続きをみる
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4度目の北海道車椅子ドライブ旅行から今週、帰宅しました。 台風7号で、大洗から苫小牧へのフェリー(船の紹介 - 商船三井フェリー)が欠航。一瞬、旅行を諦めなければならないのかと大慌てでしたが、無事、新潟から苫小牧のフェリーに乗ることが出来て、予定より1泊少ない8月17日から9月6日までの旅とな... 続きをみる
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無事、あまり揺られる事もなく、日本海フェリーで苫小牧に昨夜到着。 まずは洞爺湖湖畔のバリアフリーの部屋のある、いこい荘に向かいました。 iPadminiで投稿するのはとても時間がかかるので東京に戻るまで投稿は、お休みします。 北海道で沢山の体験をしてきます。
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前回、「車椅子旅行は足し算」と書きました。 そして今日、その実体験をさせて貰っています。 昨日は台風17号で大洗からのフェリーが欠航。 やむを得ず、新潟から苫小牧に出ることになりました。 思いがけない展開ですが、これは別に、車椅子旅行でなくてもルート変更は良くあります。 ですが、大洗か... 続きをみる
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初めての車椅子旅行を考えている方へ:(5)では、車椅子旅行は のんびり・ゆったり が一番だと書きました。 どうしてそのように考えるようになったのか。私の心の軌跡を、今日はお話しします。 話がポーンと飛びますが、しばらくこのままお付き合い下さい。 私たちには、夫婦で長くお付き合いをさせて頂い... 続きをみる
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「初めての車椅子旅行を考えている方へ」の、今日は(5) 私たちの平均的な1日のスケジュールを紹介させて頂くので、出来れば参考にして、みなさんのそれぞれ個性豊かな、「初めての車椅子旅行」の旅程を立てて貰えれば、嬉しいです。 * (1)は 1) 旅の目的は何かを見極め 2) 予算を決め 3) 旅程... 続きをみる
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