FreeWheelの中間報告:
FreeWheelを取り付けるには、これまで使用していたハヤマの電動車椅子JW-pタイプではダメ。そこで新しくヤマハの電動車椅子JW-sタイプ
を借りる事にしました。
今回、ケアマネジャーの人柄とやる気がどれほど大事か、物事をスムーズに進めてくれるかを痛感・実感しました。
「車椅子のタイプを変えたい」と、私たちはしごく簡単に考えて、我らが愛する3児の父のケアマネジャーに頼んだのですが、これまで借りていた事業所にはsタイプがないと言うのです。
「ない?」
「pタイプだけで、sタイプはないそうです」
そ・ん・な。関東一円に支店のある大きな事業所だったので、一瞬理解不能でした。
「sタイプではないと駄目なんです。探して下さい!!」
三日後、電話が入りました。
「事業所が2か所見つかりました。ただ、共にレンタル代が200円高く、月額3,000円になります」
「はあ?」(たかが200円、されど200円)と言った後、文句を続けようとしたらさすが我らが愛するケアマネジャー。こう言いました。
「それで値引き交渉の話を持ち出したら、一か所がす・ん・な・りと割り引いてくれたので、そこにしました」
そのまた三日後JW-sが、レンタル料月額200円の値引きをす・ん・な・り受け入れてくれた事業所の担当者とケアマネジャーと共に、我が家にやって来ました。
そのまた三日後、外出先で突然、新しく借りたJW-sがジョイスティックの配線の欠陥なのか、急に動きがストップして、左側にだけ旋回するようになりました。
その時は三日待たず即、夕方にケアマネジャーに電話をして、新しいJW-sを手配してくれるように要求。先週の金曜日の事です。
こうして三日後の昨日。新しい2台目のJW-sがまたまた我が家に登場しました。
同行した技術者の方(だと思う。一人、白いシャツと綿パンをはいていたので)が左にだけ旋回する電動車椅子を見て、何度か自分で動かした後、ただ一言「申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げられました。それが昨日の午後3時でした。
前々から、昨日は朝からこっぱ舎
に行ってFreeWheelを取り付ける心づもりだったので、出鼻が挫かれましたが、駄目でもともとと「今からそちらに伺いたいのですが、いかがでしょう?」と恐る恐るこっぱ舎に電話をすると、電話の向こうから優しい声が聞こえました。「台風が近づいているようですので、お気をつけておいで下さい」
FreeWheelが無事、新しいJW-sに取り付けられました。
これまた三日後の11日に休日に信ちゃん(夫です)は、Manchesterで出会って以来切望していた、FreeWheelを取り付けた電動車椅子で走ります。
信ちゃんは昨日からFreeWheelの取扱説明書を、穴の開くほど熱心に読んでいます。
北海道出身の友人のご両親から送られてきた夕張メロン。二つ割にして、二人でたらふく食べる。これを「北海道食い」というのだそうです。年に一度の幸せな「北海道食い」を今年も堪能させて貰いました。
(2017年8月 自宅にて)
