車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、13年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

靴・靴・靴


 仲の良い仕事仲間が4月下旬、脳出血で倒れ、6月1日からリハビリ病院に移りました。
 右半身不随となりましたが、信ちゃん(夫)の頃とは異なり、最新の初期処置により、ずいぶんと障害の事後症状が軽いようですね。羨ましい。
 今はまだ安心のために病院内の移動は車椅子ですが、リハビリでは足首が動く(信ちゃんの場合はギブス型)装具を付けて、毎日歩く練習をしています。
 先日、2度目のお見舞いに顔を出すと、おしゃれな彼女は早速信ちゃんの靴を見て


 「あら、素敵」と言いました。


 ところで突然ですが、我が家は夫婦」です。

 メスはそもそも羽を広げないので、あの美しい姿はオスのみ。
 ということで、私はさっぱりした格好をと心がけてはいますが、いわゆるおしゃれに関心がほとんどない。一方信ちゃんはなかなかのおしゃれさんです。
 特に靴。
 高校の時にはすでにお金を貯めて当時はまだ一軒だけだったリーガルの靴を販売している神保町の「ミマツ靴店」まで、リーガルの靴を買いに行っていました。 
 そんな信ちゃんが病院で最初に履かされた靴は、いかにもな「介護用」でした。最初はボーとしていたので本人は文句はいいませんでしたが、私の方に、「こんなじじくさい靴はいやだ」と絶対的拒否反応が出ました。。
 いまではずいぶんと、いろいろな種類のリハビリ靴や介護靴が発売されているようですね。

これだけ種類があれば、何かみつかるでしょう。
 こんなサイトさえあります。

 10年前にはこれほどの選択肢はありませんでした。「10年ひと昔」とはよく言ったものです。そこで「国際福祉機器展」に行き、信ちゃんが「ボーとしなくなった」後に履く靴を見て回りました。


 そこで気づいたこと。「外出用」の靴と言ってもメーカーは、障がい者が大雨の中を歩ける必要があるとは基本、考えていない、と。
 がっかりしました。それでも、月星の靴が一番気に入ったので「靴底をビブラムにして」とは言わないまでも、滑りにくいように、靴底の溝を今よりも深くして欲しい月星(ムーンスターではありません)にメールを送りました。
 「お客様のご提案を、会議にかけます」との返信がありましたが、メールをしたことはすぐ忘れてしまいました。それから1年ほど経ったある日、ネットでいつも何か面白い・楽しい・新しい介護用品はないかとブラウジングをしている信ちゃんが見つけました。
 「これ!いいね」

 その後、

そして

と続き、最新は

です。
 前述の友人は、
 「私が許容出来るのはこのスタイルだけだった。他の介護靴は履く気にならないの。

でも、信ちゃんのそれ、いいわね
 その後二人は私を忘れて、楽しそうに装具をどのようにすればスムーズにつけられるかなど、話を弾ませていました。


 「Vステップ。私もチェックするね」の彼女の声を背に、病室を去りました。
 まだ、その結果は聞いていませんが、とても楽しみです。


 信ちゃんはしばらくVステップの靴のサイトをチェックしていなかったのですが、今回、ムーンスター:Vステップ06を発見。が気に入り、今、Amazonで申し込みました。オンラインショップは便利ですね。8月15日の、4回目の北海道ドライブ旅行の出発前に、白い靴は信ちゃんの手元に届きます。
 「この靴、きっとに似合うよ


2014年8月下旬:稚内から利尻島へ向かうフェリー。車椅子で乗船するには、他の車両と同じ後ろの入り口から。右手奥に客室へのエレベーターがあります。

蛇足: 私は別に、ムーンスターの回し者ではありません。