車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、13年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

Stockholm Food Tourへの道のり:完結編

 信ちゃん(夫です)のの思い出の地、ゴットランド島に行くならば、ストックホルムにも寄ろう。の青春の思い出のユースホステルに宿泊しようと考えました。世界的にも有名で人気の、アフ チャップマンです。
 事前にチェックをするとありがたい事に、アフ チャップマン号は完全なバリアフリーでした。

 日本でもそうですが、海外の場合も車椅子旅行を楽しむために私は必ず、候補の宿泊先に車椅子は大丈夫かと、事前問い合わせをしてネットの情報が合っているかを確かめます。問い合わせ文面はほぼ同じ。用意してあるひな形文チョコチョコっと手を加えて送れば良いだけなので、さして手間はありません。後は返信を待つのみ。
 返信が戻ってくるスピードは時差の事もあるのでしょう。海外からの方が早い。もちろん、無しのつぶての、怪しからんところもあります。
 アフ チャップマン号へは、40数年前にも宿泊したと付け加えたからでしょうか。返信は速攻。翌日に「また宿泊して貰えて嬉しいを確保しました」と、嬉しい言葉が添えられたメールが届きました。二人で一泊素泊まり1万円少々。ありがたい値段です。朝食も、一人1,200円ほどで食べられます。


 泊まるところが確保できたので、次はストックホルムの食の探検です。ニュージーランドのオークランドで初めて、少々値が張りましたが昼食代も含まれていたので、TripAdvisorの子会社Viator主催のフードツアーに参加しました。

とても楽しく美味しい体験が出来たので、今回も迷わず

Viatorに問い合わせをする事にしました。
) まず日本支社に日本語で「Stockholm Food Tour」に車椅子で参加できるかとメールを送ったのですが、今だに返信なし。け・し・か・ら・ん
2) 次に、Viatorの本社に問い合わせ。自動の受領確認メールは来たものの、そのまま音沙汰なし。ますますけ・し・か・ら・ん
3) その昔、英文の手紙に返信が欲しかったら、タイトルにURGENT(緊急)と付け加えなさいという、ありがたアドバイスを頂いたことがあったので、URGENT Wheelchairと書いて出したら、担当者から返信させますというメールが来ましたが、そのまま音沙汰なし。本当にけ・し・か・ら・ん
 結局ここまでで、1か月以上を無駄にしてしまいました。
 
 信ちゃんは、に「オークランドのフードツアーは楽しかったね。ストックホルムでもフードツアーに行くんでしょ。何が食べれるのかなあ」とこちらのアタフタに気付いているのか、いないのか。とても「問い合わせの返信が来ない」とは言えませんでした。 


 Viatorは忘れて、別の2つのフードツアーにメールを送る事にしました。共に、ツアーの内容は10時にスタートして、市内観光をしながらつまみ食いをしながら、徒歩で4時間となっています。


1) Shop | Stockholm Food tours.eu


2) Food Tours Stockholm


 翌日、双方から返信が来ました。、この2つに連絡をすればよかった・・・返信が来ないとイライラしないで済んだのに。と、思ったのもつかの間、「ストックホルムは古い街で、ルートには車椅子やベビーカーには不適切な場所が多くある」との説明に続き
1) のツアー会社はメールにはっきりと、の参加はお残念ながらお受けできませんと書かれていました。
 改めて1)のHPをじっくり読み直すと、車椅子とベビーカーは参加不可と明記してあるではありませんか。気付かなかった。
 さ・あ・て・
 こうなると、残る頼みの綱は2)のツアー、ただ一つ。
 こわごわ、2)の返信メールを開けます。
 そ~れ!
 そこには、通常の4時間のツアーのルートには車椅子では難しい場所がいくつも含まれているので、お断りしなければならないのですが・・・との後に・・・・


2時間でよければ、で移動が可能な場所だけを回るツアーをご主人だ・け・のために特別に設定しますが、いかがですか
と書かれていました。
 それを読んだ時、「ヤッター!」と素直に喜ぶよりも、「諦めないでよかった」という安堵の気持ちの方が大きかったような・・・。なかなか複雑な心境でした。


 信ちゃんはに「ありがたいね。うれしいね」と言いました。


 細かい事を言いますが、時間が半分、試食も半分でももちろん、値段は半分ではなく、少し割り引かれた額でした。


  信ちゃんのために設定して頂いたStockholm Food Tourに行って来ます。これだから、車椅子旅行は止められません。車椅子旅行は楽しい! です。


 信ちゃんは、英国式朝ご飯が大好きです。特に焼いたトマトが大のお気に入り。今回マンチェスターでは友人宅に泊まるので、私に作ってねと言うのですが、このようなものは無理です。これは、私たちがこれまでの日本を含めてすべての旅で一番おいしいと思ったウェールズのB&Bの豪華朝ご飯です。

(2010年8月 イギリス・ウェールズ・スコットランドの鉄道旅)