車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、13年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

常識回避で、楽しい車椅子旅行のススメ:ルールその1

2017年の我が家のスローガン:は常に、非常識から生まれる
 
 2016年の4月からスタートしたこのブログ。思いつくままにどんな車椅子旅行を、どのように楽しんできたか。出来るだけをあげて書き綴って来ました。 
 車椅子旅行をさ・ら・に・フルに楽しむために、自分の頭の中を整理するため、ルールにまとめてみます。


ルールその1: 「車椅子では無理です」と言われても、相手の言う事をそのまま鵜呑みにしない。


 実例として前回、4年前のGWのエピソードを書きました。
 このエピソードを聞いて友人が、自分の体験談を話してくれました。
 「車椅子の友人と赤坂の『とらやの和菓子|株式会社 虎屋』の喫茶室に行く時には必ず、裏の従業員用エレベーターを使わせて貰っているわ」  


 1996年の年末。兄は仕事で忙しい。信ちゃん(夫)も仕事で忙しい。そこで気儘に、フリーランスの仕事をしていた私は、子育てに謀殺されていた旅行大好きの専業主婦の義姉と、「幸せな二人の主婦の旅に出かけることにしました。


 バーンと常夏の辺りに行きたい所ですが、予算は限られています。
 ちょうど翌年が香港返還の年だったので、

返還前に香港を体感しておこうと、3泊4日の香港旅行に決めました。年末としては安いパッケージ旅行もみつかりました。


 今では、で車椅子香港旅行を楽しんでいる方たちが増えていて、頼もしい限りです。
 永田さんのブログ。とても詳しく、海外旅行経験が豊富なビジネスパートナーの方のコメントも、とても有益だと思います。ぜひ、ご一読を。

 もちろん、「空飛ぶ車椅子」の木島さんのHPの香港編もぜひチェックして下さい: 木島英登バリアフリー研究所/香港/バリアフリー写真
 
香港バリアフリー・ガイド | Hong Kong Tourism Board
:いつか香港に行くことがあったら、是非参考にしたいサイトです。


 ホテルは、ロビーから100万ドルの香港の夜景が楽しめる、日本人が溢れる大型でしたが、部屋は、さすが安いパッケージ旅行。エレベーターから遠い、暗い部屋でした。
 私とは違い、めて直な義姉は「あら、暗い部屋ね。やっぱり安いから仕方がないわねえ」と言いました。

 私には使わないように心がけている言葉がいくつかあります。その一つが仕方がないです。明治生まれのに聞かされて育ちました。「仕方がないことはこの世の中にたくさんあるが、それと同じぐらい、仕方がないとあきらめちゃいけないこともたくさんあるんだよ」


 せっかく香港に来たのだから、夜景の見える部屋に泊まりたいね」
 そりゃそうだけれど
 フロントに交渉してくる」
 無理じゃないの?


 祖母には、本当にたくさんの事を教えて貰いましたが、これまた祖母にいつも言われていた事。「反対してもいいけれど、やみくもの反対では、相手を怒らせるだけで納得させられないよ。必ず相手との会話の手掛かりとなる代案を考えてから、話し合いをしなさい」
 エレベーターの中で「代案・代案」とつぶやきながら、出発前に香港旅行の参考にと、図書館で読んだ本の事を思い出しました。そこには、こう書かれていました。
 「部屋を変えて貰いたい時には、『変えて貰えますか?』ではなく、最初から部屋を変えて貰うには、いくら差額を払えばいいですかと聞きましょう」
 「Noと言われたら会話が続かないので、必ず相手と会話を続けられる質問の仕方をしましょう」と続いていました。


 結果ですか?
 3泊で確か、1万円ちょっとだったと思います。
 香港の夜景は、本当にきれいで、
いつまでも部屋でと義姉と眺めていました。

 YESNOで終わってしまう質問はしない。
 以後、車椅子旅行の時には、しっかりと守っているルールです。


 リバプールの宿の前にあるビルの窓から、覗いていました。

(2010年1月)