AIRBNBの宿は、車椅子旅行者にも朗報なのか?
今日はAirbnbのお話を。
続けて友人、同僚からAirbnb:
の話を聞いたので、ネット・ブラウジングが趣味の私。早速、
Airbnbの:ページを開き、一番上にあるボックスの「場所」
の欄にいろいろな都市や街の名前を入れ、それぞれの都市や街の宿を訪れてみました。ハワイ・ニューヨーク・パリ・ロンドン・・・・
時間を忘れるほど、魅入ってしまいました。
世の中、本当にものすご~いスピードで変化しているのですね。
膨大な量の情報に、少しビビりました。
「Airbnbの宿」については数年前から知っていましたが、「個人宅を民宿に」という程度の認識で、さして注目して来ませんでした。今回改めてその歴史:Airbnb - Wikipediaを知り、素直に驚いています。実際にAirbnbの宿に宿泊した人がこれまで身近にいなかったので、見過ごしていたのです。
さ・て・・・
今年5月のスエーデン・ゴットランド島ヴィスビューへの旅:
アルバイト先で以前知り合った、現在アムステルダムで働く遥か年下の友人のみなちゃん。「ヴィスビューは人気なんですよ。私の周りでも」と言って、私たちの出発2週間前に、特別参加する事になりました。「もちろん、安いフライトと安い宿がみつかれば、ですけれど」
みなちゃんのAirbnbの宿は城壁都市ビスビューの城壁の外に広がるアパート群の一つにありました。宿泊場所の持ち主をAirbnbではホストと呼びます。
「ホストの方は日本のアニメにめちゃ詳しい大学(ヴィスビューには、ウプサラ大学の分校があります)講師で、自由に使って下さいと自転車を貸してくれました」とみなちゃんは、自転車に乗って颯爽と我々の前に登場しました。「素泊まりで一泊3000円ちょっとです」
物価の高いスエーデンでは、とても賢い選択です。
「オランダで旅をする時だけではなく、ヨーロッパではほとんど、Airbnbに泊まります。ホストとの話も楽しいし、安いし」
なるほど。
そ・し・て・この夏。北海道に行く前。
これまたアルバイト先で、「この夏のハイライトは仲間と御宿に一軒家を借りて、BBQを楽しむ事です」という同僚の話を聞きました。どこで宿をみつけたのかと聞くと、アメリカ人の友人がAirbnbで見つけてきたとの事。
ページに大きく映し出された別荘の下に「写真を表示」と書いてあるので、そこをクリックして写真を見て下さい。室内・外の他、これまでのゲストの写真も数多く登場します。
来年、徳島までフェリー
に乗り、高知に初鰹を食べに行こうと目論んでいます。このフェリーにはバリアフリールームが6室もあるのが気に入りました。
ヨーロッパに比べると日本では、住宅事情もあるでしょうが、Airbnbはさほど普及していません。徳島・高知のAirbnbの宿をチェックしましたが、少ないです。ですが写真素材が豊富なので、
1) 部屋が一階にあるのか、
2) ベッドはあるのか
3) 入り口はどうなっている
など、電話でこれまで問い合わせていた事がすぐに確かめられる。これはとてもありがたいです。
さ・ら・に・・・
宿の紹介・説明の中の「アメニティ・設備」という項目に、キッチン、TV、シャンプーなどと共に「車いすOK」がリストされています。NGな場合は「車いすOK」の上に横線が引かれています。
残念ながら四国の宿のほとんどが「お遍路さん」用で、車いすOKは1軒しか見つかっていません。それでも、チェック項目に「車いすOK」が入っていると言う事は、車椅子旅行者にとり、大いなる朗報です。
なあんていろいろ言っていないで、実際に自分たちでAirbnbの宿に泊まってみようと、今信ちゃん(夫です)が言い、紅葉の旅を計画しています。とんでもなく数あるAirbnbのサイトから「車いすOK」の宿を探すのは正直、相当の忍耐と時間を必要とします。ですが、なんたってネット・ブラウジングが大好き。
やってやろうではないですか。
あまたある宿から、「車いすOK」の宿を見だすぞ!!!
見つけ出せなければ、ネット・ブラウジング・オタクの名が廃ります。
紅葉のAirbnbの宿に出会ったら出かけます!
決行したら!
報告します。
車窓から。
(2008年11月 金沢へ向かう北越急行より)