車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、17年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

車椅子旅行の贈り物: 「心」は強化出来ます


 車椅子旅行の中でこれまで貰った贈り物の中で、何がなプレゼントだった?と聞かれたら・・・
いろいろな場所で出会う、いろいろな立場の方、特にボランティアの方々の好意を素直に受けとめ感謝する『心』を会得した事」・・・だと書きました。


 私たちの車椅子旅行は初め、「身構え」、時には「恐れを抱き」、結果に「戸惑う」。その繰り返しでした。ですが、旅行をし・ぶ・と・く・どんどんノー天気に続けて行く中で、「身構える」代わりに「身を任す」ことを覚え、「恐れを抱く」代わり「どんな事が待っているのだろう」と期待を抱き「好奇心」が持てるようになり、その結果に「戸惑う」代わりに、結果がどのようなものであれ、「素直に受け入れられる」ようになりました。
 そ・う・し・て・・・「車椅子旅行は楽しい!」と今は、ストレートに思います。


 信ちゃん(夫)は、そんな私たちの「」の変遷を、柔道の話に例えます。
 「最初は相手の攻撃(好意・善意・サポート)をもろに受けるから、投げられてしまう。傷つくこともある」
 「受け身の練習を重ねて行くと、相手の動きがある程度予測でき、気持ちよく床に転がるようになる」
 なるほど。
 信ちゃんはさらに続けました。
 「それにね、気持ちよく床に転がらせてくれない攻撃相手には、最初に『ありがとう』と言って、攻撃の手を緩めさせればいいのさ」
 うーん。我が夫ながら、信ちゃんは本当に(あまり好きな言葉ではないが)「上手」です。


 なあんて、ここまで書いていてTVを見ていて、熊本県知事が今回、全国のみなさんのせっかくの支援をフルに活用できなかったのは、


1)神戸・淡路大震災の経験や東日本大震災の教訓を生かせず
2)支援を受け入れる「受援力」が欠如していたからだ。
 そ・こ・で・・・
3)可能性の高い南海トラフ地震に備えて三重県は今、「受援力」強化を進めている。
 と話していました。


 そ・う・か・・・私が言いたかったのは、これだったんだ! 
 キーワードは「受援力」
受援力(パンフレット):pdfファイルを開いてください。
file:///C:/Users/nor7/Downloads/%E5%8F%97%E6%8F%B4%E5%8A%9B%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88_0307.pdf


 パンフレットには、
どんな時代でも”助けたくなる人”になる10法則
が書いてあり、そのNO.3は「最初からありがとうございますと言う」という法則です。
 信ちゃんと同じ事を言っています。我田引水ですが、信ちゃん、えらい!


受援力に関するサイト:今日は、これらを読もう。楽しみ!!!
1)http://www.bousai-vol.go.jp/juenryoku/
2)

3)消防防災科学センター
 比較的新しいコンセプトなのでしょうか。「受援力ノススメ」以外、どうもお堅い説明ばかりです。


 次回は、車椅子旅行がいかに「受援力」(「心」)を高める役に立つかを書きます。そのほとんどは、人との出逢いから。人間、だあーい好きです。


 信ちゃんは倒れてからコーヒーはストップ。私はもともとコーヒーは飲みません。紅茶党の私たちは普段茶葉にポットで、ティーバッグは飲まないのですが、思わずラスベガスのWynnホテルでお土産に買って帰ったほど、ユニークなティーバッグでした。味も悪くなかった。

 アップルパイ・アラ・モードの写真もご一緒に。(2007年1月)

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