車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、13年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

Stockholm Food Tourへの道のり:出発します。

 明日月曜日、5月15日から2週間、英国マンチェスター、それにスエーデンのヴィスビュー: ヴィスビュー - Wikipedia とストックホルムの楽しい車椅子旅行に出発です。まず、私たちの人生に大きなうねりをくれた現在マンチェスターに住む先輩に、30年ぶりに会いに行きます。4泊後、信ちゃん(夫です)と私のの思い出の地スエーデンに飛び、一週間後再びマンチェスターに戻り、そして帰国します。


 脳出血で倒れて半身不随になって13年目。信ちゃんの言い方を借りれば「が一つになっちゃった」。そこで、最近はずいぶん回復しましたが、一時は記憶が完全に状態でした。「こっちの事」を覚えているかと思うとその直後に体験した「あっちの事」はまったく記憶にない。それでも、昔出かけた場所にもう一度身を置くと、脳のどこかに新しい血でも流れるのでしょうか。と、パズルのが埋まる事もあります。そんな時の信ちゃんは、本当に嬉しそうです。欠落した人生の部分を取り返した感覚なのかなあ。今回のスエーデン・ゴットランド島のヴィスビューについても、
 「とても楽しかった事だけは良く覚えているが、細かい事はまったく記憶にない。でもね、もう一度を歩いたら、きっといろいろな風景がと思う。そうしたら、いろいろてあげるね」と、今から私を喜ばせてくれています。


 ヴィスビューは世界遺産の城壁に囲まれた小さな町。車椅子の移動には苦労するでしょう。物価も高いです。ですが今回は嬉しい事に、アルバイト先の元同僚で現在アムステルダムに暮らす若い友人が飛んできて、1日だけですが、5月20日はフルに一緒に過ごしましょうと言ってくれました。
 石畳で車椅子が立ち往生をした時、を少し持ち上げてくれるだけで大いに助かります。
 石畳でも、電動車椅子だとまだ良いのですが、普通の車椅子ではが・た・ぴ・し・が・ぴ・し。もう大変。リバプールで信ちゃんは可愛そうに「痔」が出てしまいました。


 3泊するヴィスビューですが、プランはなし。「もう一度を歩いたら、きっといろいろな風景がと思う」信ちゃんと、のんびりのんびり街を散策します。信ちゃんがどんな出来上がったを見せてくれるのか。わくわくします。
 に出るとどうしても「あれも見たい、これも見たい」とばたばたしてしまいますが、車椅子旅行のは、それが出来ない。ロシアではたまねぎ教会を含めて、ほとんどの建物の中に入れませんでした。
 で・す・が・他の人たちが中で「旅行案内書の写真ですでに見て知っている物の現物を見ながら、旅行案内書ですでに読んだ内容よりも少し詳しい説明」を聞いているあ・い・だ・私たちは建物のに回り、なものを発見して喜んでいます。では思わぬところに衛兵が立っていてびっくり。あわてて逃げました。


 楽しい旅になるのは確信していますが、楽な旅になるとは思っていません。でも、それも良いではないですか。人生はいつでもなるように~なる、です。


 行って来ます!


 ロンドンらしい信ちゃんのお気に入りの街角。ホテルから大英博物館への途中です。

(2010年 英国鉄道旅行)