車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、17年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

Stockholm Food Tourへの道のり:完結編のひとつ前

 今回は、私のにお付き合い下さい。
 車椅子旅行の話は出てきません。ごめんなさい。


 一人で初めて訪れた40年以上前のヨーロッパでは、旅をしながらネット情報を入手するなどは夢のまた夢。最近まで絶対的な人気を誇った旅の友「地球の歩き方」さえもなく、
1) トーマスクック時刻表
2) 地球の歩き方の原型となった「1日10ドルの旅

を握りしめ、羽田から旅立ちました。財布の中にはクレジット・カードはなく、トラベラーズ・チェックとわずかなだけでした。
 安上がりヨーロッパ長期滞在旅行の必需品「」は事前購入をして、もちろん、バックに入っています。


 今は3か月パスがあるようですが、当時は学生用は2か月が最長。南部の国々に比べて、スカンジナビアは当時から物価が高かったので、北部の国々での移動は夜行を多用しました。ノールウェーでは首都からまで。夜行で行って夜行で戻りました。若いって、いやあ、素晴らしいですね。そんな事をしたら・・・考えるのは止めましょう。


 そんなのスカンジナビアですが、どうしても泊まりたいユース・ホステルがありました。ストックホルム湾に停泊する帆船アフ・チャップマン: ステキな安宿に泊まりに行こう!です。 


 海外のホステルの宿泊確保には、日本から返信用切手して、申し込みの手紙を出しました。予約可か否かをネット上で一瞬にチェックできる今と比べると、宿泊可の返信をポストに見つけた時の嬉しさは、100も大きかった気がします。
 
 ホステルは基本宿泊だけですから、食事は食材を買い込み、ホステルの台所で調理をします。信ちゃん(夫です)とのニュージーランド・ドライブ旅行ではほぼいつも、ホステルで暖かい食事を私が作りました。昼間はレストランで食べました。
 当時はもちろん、懐はとんでもなく寒い状態でしたから、は不。ホステルで暖かい料理を作って食べられるのも4,5日に一回出来れば上等。毎日の主食はでした。たまたまレバーペーストが大好きだったので、チーズやハムの代わりに各国の、そして各地のレバーペーストの味の違いを楽しんでいました。

 スエーデンの首都、ストックホルムの駅にたどり着き帆船アフ チャップマンに向かう途中、伝統料理 スモーガスボード - Google 検索 を提供しているレストランがたくさん並んでいました。バターを塗ったパンの上に、豪華な具材を乗せたオープンサンドイッチが! ビュッフェの和製英語バイキングという言葉は、ここから来たそうですね。
 日頃つましいサンドイッチを食べていた私でしたが、スモーガスボードの写真の前に立ち「スエーデンまで来たのだから食べるぞ!」と思ったのですが、ホステルで同室の女の子にを聞いて諦めました。


 それから40数年。今回、絶対にを食べてやる。出来る事なら、その歴史なども知りたいと、人気の旅行案内サイト・TripAdvisorの観光リストでも上位のStockholm Food Tourに申し込む事にしました。

 さて、ここからが、ストックホルム旅行は物語の始まりです。
 詳しくは次回で。 


 ロサンゼルのドジャース・スタジアム。いつもは信ちゃんにピタリと付き添うのですが、高所恐怖症の私はこの時は座席の上まで登れず、友人に任せました。どんなところからどうやって撮ったのかな。

(2008年 ラスベガス・ロサンゼルスの旅)
 


 


 


 






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