2017年北海道車椅子ドライブ旅行: ルート
今年も8月16日、茨城県大洗から車椅子の信ちゃん(夫です)の愛車をフェリーに乗せて、19時間後に苫小牧に到着。5回目の楽しい、楽しい北海道車椅子ドライブ旅行が始まります。
今年のルートは根室を中心に、
苫小牧から日高町-浦河町-大樹町-釧路市-浜中町-花咲港-風連湖-野付半島 -標津町-足寄町-清水町-平取町
と、道東海岸を反時計回りするは・ずでしたが・・・
楽しい北海道車椅子ドライブ旅行の
1回目ー襟裳岬を目指し、偶然襟裳昆布漁に遭遇して、昆布漁の面白さに引き込まれ
2回目ー知床半島を網走から時計回りで一周し、羅臼昆布の値段の高さに驚き
3回目ー利尻島を中心にオロロン街道とオホーツク街道を楽しみ、利尻昆布を利尻島の昆布番屋に伺って
(2014年8月 利尻島 本泊)
トラックに積まれた昆布を一束買い込み、東京に戻ってみんなと分かち合い感謝され、
4回目ー長万部から森町、鹿部町から函館、松前から積丹へと抜け、それぞれの場所でがこめ昆布を中心に買い集めながら、北海道昆布館で中国からの観光客の方たちの間をすりぬけながら、昆布の味見をしまくり、
今では信ちゃんは立派な「昆布博士」です。昆布を語らせたら、怖いものなしです。
宿の予約が滞りなく完了し、次に、霧多布岬、納沙布岬、風連湖、野付半島の観光場所の詳細をチェック。何気なしに「昆布 祭り」で検索したら、「歯舞昆布祭り」がヒットしました。今年は8月27日の日曜日開催です。
「昆布博士」としては、これを見逃す事などあってはなりません。
早速、ルート変更をすることにしました。
以前、偶然出会った 北海道沼田町| 沼田町夜高あんどん祭り 雨の中見学は少々大変でしたが、正面に「車椅子用席」も設けられ、大いに楽しませて貰いました。
(2014年8月 北海道唯一の喧嘩あんどん祭り:あんどんをぶつけ合う、ガチンコ勝負が目の前で繰り広げられます)
私はお祭り、それも夜・祭が大好き。大学時代に 秩父夜祭 に出会って以来ですから40年以上の夜祭ラブです。
ドライブルート、日高町-浦河町-大樹町-釧路市-浜中町 までは変わりませんが、その後思い切って野付半島と羅臼のほぼ中間にある、標津郡標津町字崎無異まで一気に北上する。その後、時計回りで南下。野付半島-尾岱沼ー風連湖-花咲港ー厚岸ー本別ー清水町ー平取町と周る事にしました。
ルート変更後もちろん、一番初めにした事は宿への連絡です。ありがたい事にみなさん日程の変更を、快く受け入れて下さいました。
次は、花咲港の宿から清水町の宿までどこに2泊するかです。
なぜ清水町にこだわるのか、ですか?
清水町には「和みの風」という、北海道では有名なバリアフリーの宿があります。ブログも人気です。http://nagominokaze.at.webry.info/
今回、初めて伺います。とても楽しみです。信頼しているやはりよく知られるバリアフリーの宿の方にも勧められました。
実は・・・・
北海道にはバリアフリーと名乗るホテルがかなりの数あり、そのいくつかに宿泊しましたが、中には1年経った今でも思い出すと「金返せ!」気分の、2度と行きたくない宿もあるのです。
花咲港から海岸線を南下して厚岸に泊まり、内陸の本別温泉に向かい、帯広で「ばんえい競馬場」【公式】ばんえい十勝/馬の一発逆転ライブショー を初見学して、清水町に出る事にしました。
大洗ー苫小牧間。行きは8月25日で就航を終えるさんふらわあさっぽろ 船の紹介 - 商船三井フェリー、帰りは
に初乗船です。どのようなフェリー体験になるのか。これまでと別物なのは確かです。
出発まで、あと一か月を切りました。
これからの20数日、旅先で何をしようとうろうろ。大好きなブラウジングをする幸せな毎日が待っています。
日本一寒いと言われる陸別町を走っている時、太陽の周りに虹色の輪を見ました。日暈(ひがさ・にちうん)と呼ばれる現象だそうですが、不思議な自然の贈り物に信ちゃんと車を止めて魅入りました。これだから旅は止められませんね。
(2014年8月 陸別町)


