車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、13年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

車椅子旅行の旅支度:公共交通機関を使用する場合

 今日は、公共交通機関を利用する車椅子旅行の旅支度の、私たちの場合のお話を一席。


 電動車椅子の使用を開始した2011年4月までは、私が信ちゃん(夫)の車椅子を押しながらの旅だったので、持ち物を最小限に抑えるのが必須でした。


 それがたとえ1泊のプチ旅行でも、最初の頃は特に、信ちゃんには譲れない持って行く必須アイテムがいくつもありました。

(1)電動歯ブラシ: お気に入りスタンド型歯磨チューブ付き。

(2)お気に入りのパジャマ:病後は四肢の毛が抜けて赤ん坊のような肌になったので、宿の寝間着類は受け付けません。

(3)マフラータオルの替え2枚: 今はほとんど収まりましたが、最初の4,5年は常時「鼻垂らし小僧」だったので、タオルが手放せない。しかし、いわゆるタオルでは味気ない。そんな時、カラフルなタオルを発見しました。最近ではタオルマフラーと言うようですが、近くの駅ビルで初めて今はなき店舗で出会った時は、「マフラータオル」と名乗っていました。

 いずれも「Nobuchan」という名前入りです。

(4)尿瓶:「ミルク飲み人形信ちゃん」の名前を進呈するほどに、頻繁にトイレ往復が必要だったのは、ほんの数年前まで。今は、多少コントロール出来るようになりました。信ちゃんはこぼれの心配のないコボレーヌがお気に入りです。

 後は、下着に靴下の替えです。私は化粧をしないし、ストレートの長髪。寝間着を含め、宿のアメニティをフルに活用するので、女性としては荷物が異常なほど少ない(と言うのが、友達たちの弁です)。

 これらを入れるのは、信ちゃんの膝上に置いても痛くない、ソフト素材の大き目なボストンバッグ(長さ70cmくらいかな)です。パッキングは、クリーニング屋の友人に教えて貰ったなんでもくるくる巻き方式。

 今はもうやりませんが、最初はパジャマが一番大きな荷物だったので、四角に折り畳み、風呂敷に包んで座布団にしました。

 後は、尿瓶とウェットティシューとタオルの入ったビニールサックの入った大き目のリュックを私が背負って終わり。これで4泊5日はOKです。


 あっ、忘れていました。下着以外、4泊5日くらいだと、二人とも上着は着の身着のままです。祖母が言っていました。「埃は体に悪いが、垢も身の内」。本当かなあ?