初めての長期の国内車椅子旅行は、宮崎と鹿児島の旅です。母親の看病に故郷宮崎県に帰郷する友人に連れられて行きました。この時は相手にまかせっきりだったので、ほとんど何も学びませんでした。ただ、飛行機に乗れたという自覚を与えてくれた、非常に重要な体験でした。 ここからが、初めての自分たちだけで計画をして実行した国内旅行のお話。行き先は旭山動物園と富良野です。 信ちゃん(夫)は病気になってから自然…
昨日は障害者手帳を持つ都民が指定の宿泊施設を利用した時の、助成金制度「東京都休養ホーム事業」がどのようなものかについて書きました。そして最後に、相模市の助成金についても付け加えはしました。ですが「宿泊施設利用料の助成 | 相模原市」それだけでは、片手落ち、穴だらけの情報。とても特報とは言えません。 そこで今日は、都民以外のみなさんの車椅子旅行に役立つだろうと思われる、個人の方が作成された私の…
ごめんなさい。今日紹介する情報は、東京在住の方だけの宿情報です。障害者手帳を持った都民が旅を計画するとき、絶対にはずしてはならない、重要な重要な情報です。 もうよくご存じで、「いつも利用しているよ」とおっしゃるあなた。これまたごめんなさい。 どうしてわざわざ特報!などと大げさなタイトルをつけたのか? それは、意外とみなさん、「東京都休養ホーム事業」についてご存じないと思うので…。私たちが大…
ゆっくり楽しく「江戸東京博物館」を体験してトイレを済ませた後、ホテルへと向かいながらお昼を食べる事にした私たちでしたが、これまた初めての車椅子旅行の悲しさ。事前にどこで食事をするかをチェックすることはしませんでした。 清澄通り周辺は、風情のあるいい街です。ですが、その後「川越」プチ旅行で思い知ったのですが、おいしそうな老舗とはつまり、車椅子で入る事がほぼ不可能の同義語に近い店の事です。てんぷ…
今では、水分を出来るだけ取らないようにすれば2,3時間はトイレに行かず旅を続けられます。なによりもある程度、尿意をコントロール出来るようになったので、「そろそろトイレかな」と自分で言い出しても、30分ほどは大丈夫です。 ところが、ところが…。初めの3,4年は、私が信ちゃんに付けたあだ名「ミルクのみ人形」のように、水分を取るともう「トイレに行きたい」が始まります。 今は旅のルートのどこにトイ…
初めての車椅子旅行を敢行する前に確認した事 信ちゃん(夫)が脳出血で倒れたのは2005年1月15日です。6か月(今は最大5か月だそうですが、11年前は6か月でした)の入院の後、自宅に戻ったのは暑い盛りでした。近くに大きなスーパーがあったので、信ちゃんの意向に関係なく私が涼みたくてよく車椅子を押して二人で出かけました。そこで思い知った事。 (1) 外出しただけで不安が増すのか、トイレに即、行きた…