車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、13年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

初めての自分たちだけの国内旅行:北海道 (3)

 信ちゃん(夫)がTV番組を見て「旭山動物園に行きたい!」と叫んで、「園内は坂が多いから一人で車椅子を押すのは無理」と考え、旭山動物園くらぶに連絡。

(1) ボランティアのお二人に車椅子を押し、ショウやトイレのガイドをして頂きました。

 今も、このようなサポートをして頂けるのかは不明ですのです。ですが、ここのポイントは、「施設(動物園・博物館など)訪問に不安がある時」にはありがたく、ボランティアの方々の「底力」にサポートして貰う方法を見つけましょう。ということです。車椅子トイレの有無・場所など車椅子旅行者には不可欠な情報が、ボランティアの方の頭の中には完璧に入っています。


(2) 訪問先に出来るだけ具体的な問い合わせのメールを送る。

 今年の夏も北海道のドライブ旅行に出かけます。5度目の北海道になりますが(なぜそんなに何度も? ですか? 「昆布が好きだからです」が、大きな理由ですが、その辺りはまたおいおいお話します)。そして今回、名前からしてとんでもなく興味ある施設を発見しました: 北海道昆布館 です。

 さらに・・・

 「地元料理体験」が出来る所も発見。絶対に参加したいと思っています。電話での問い合わせのみだそうですが、その時には、車椅子トイレの有無なども忘れずに聞きたいと思います。


 私たちは幸運な事に、初めての国内旅行でとても親切な訪問先施設の担当者と出会えたため、以後、結構そっけない返信メールがあってもめげません。いつも楽観的に問い合わせを続けています。みなさんにも、お勧めします。
 何故か?
 訪問先で「メールに返信して下さった方に直接お会いする」 幸せが待っているのですから。旅の醍醐味の一つは、「旅先で初めての人にお会いする」事。車椅子であることが幸いして、そのチャンスが健常の方たちより多いと思います。


 さてさて、今日の話は(3) 観光協会への問い合わせです。


 観光協会への問い合わせは、「くせもの」だと思っています。よくあるのは、
1)出来合いの情報(すでにサイトに掲載されている内容)をコピペ(コピーして貼り付ける)して、むやみと慇懃な挨拶が最初と最後にくっついているもの。
2) 1)の場合、基本は的外れな情報の羅列なので、一見しただけではすぐに読みたいという情報が見当たらず、削除しないまま「後で読もう」と思う。そしてメールボックスのゴミとなり自然消滅です。
3) ほかのリンク先を教えてくれる。いわゆる「たらいまわし」です。


 だから、「観光協会には問い合わせない」とおっしゃるあなた。それは「短気は損気」ですし、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」です。恐縮するほどに、めちゃめちゃ心のこもった返信を下さる観光協会の方も多い。そんな時は嬉しいですよ。良き出会いを祈りましょう。


 初めての自分たちだけの国内旅行で選んだ北海道は、旭山動物園と富良野でした。そこで、富良野観光協会にメールを送りました。すると、翌日、返信が送られてきました。

 「返信が翌日」というのは、とてもよい兆候です。相手の方が、ご自分の仕事に誇りを持って、少しでもよいサポートをと考えて下さるから、翌日に返信して下さるのだと思います。車椅子旅行者は平均して、「せっかち」だと思いませんか。私はそうです。メールボックスを一日に何度も開いて、「まだ返信がない」とよくいらいらしています。


 こんな便利なサイトがあります。ここで、訪問先の観光協会のメールアドレスを調べましょう。県名だけではなく、地図があるので便利です。


 問い合わせに、「翌日返信」を下さる観光協会の率は、これまで50か所ほどメールしましたが、わずか4か所でした。ほとんどが二日後。三日後になると「遅くなりました」と断りを入れて下さいます。無視されたのも4か所かな。無視されたところはリストアップしませんが、ありがたい「翌日返信」を下さったのは:

 ふらの:羅臼:大田(石見銀山):仙台。羅臼の観光協会の事務局長は今では、私たちの大事な年若い友人となりました。