車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、17年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

腹立たしさと幸せが絡み合うのが、車椅子旅行:郡山編(2)

 郡山駅の繁華街は西口。駅員さんに「西口にはエレベーターがあるが、東口にはエスカレーターしかないので、東口に行くには、西口からタクシーに乗るように。東口にエレベーターがないのは行政の問題で、JRの責任ではない」と言われて絶句。  ですが・・・  こんなことでめげてはいられないと、西口のビジネスホテルの空室状況・値段をチェックし、東口までのタクシー代を観光案内所で確かめてから・・・コンフォートホテ…

腹立たしさと幸せが絡み合うのが、車椅子旅行:郡山編(1)

 車椅子旅行の楽しさばかりをいろいろ書いてきましたが、実際に車椅子で外出されている方ならば、腹立たしい経験もされていますよね。もちろん私たちも。 (1)都内のバスの中で、(乗るのに時間がかかり過ぎたのだという事でしょうが)「迷惑をかけているのだから、謝りなさいよ」と中年女性に怒鳴られた事。もちろん、謝りません。謝ったら信ちゃん(夫)の立つ瀬がないではありませんか。 (2)混んだ都内のバスの中で降…

バリアフリーマップの落とし穴:石見銀山編(2)

 2013年5月の山陰を中心にした旅は、信ちゃん(夫)が脳出血で倒れてからすでに8年が経過していました。(1)国内外旅行も複数回経験済みだったことと、(2)「石見銀山? 出雲大社? 私も行きたい!」と母が特別参加することになり、(3)大スポンサーとなってくれたので、(4)西は津和野、東は敦賀までの大旅行となりました。大名旅行ではありません。いつものように宿は2食付きで1万円以内です。  最初の難…

バリアフリーマップの落とし穴:石見銀山編(1)

 昔から珍しいものが大好き。世界遺産フェチまで行かずとも、チャンスがあれば世界遺産を求めてのこのこ出かける夫婦だったので、石見銀山が2007年7月、世界遺産になった時、即、大田市観光協会にメールを出したい所でしたが、2007年の9月には初めての自分たちだけの北海道国内旅行を計画していたので、踏みとどまりました。  半年後、どうしても諦められず2008年5月3日に問い合わせをしました。  4日後の…

バリアフリーマップの落とし穴:金沢編

 今では一般的な、エレベーターやエスカレーターの近くは何号車かを教えてくれる、都内の(阪神地区もそうですか?)地下鉄駅の表示。あれは確か迷って歩くのが辛いので、出来るだけ歩く距離を短くしたいと願った妊婦の女性が実現させたアイディアだったと思います。  凄いですね。本当に多くの人たちの役に立っています。それに続き・・・  ある悔しい経験をきっかけに私は、「すべてのバリアフリーマップに高低差を表記さ…

プロフィール写真:エジンバラ城の入り口で

 信ちゃん(夫)が倒れてからの11年間積み重ねた車椅子旅行の体験を書きたい。その一心で今日まで来ました。  ただただ書いていたので、プロフィール写真もありませんでした。  嬉しい事に、のべ1,000人以上の方に読んで頂く最初の目標を達成したので、今週末はブログのレイアウトを考えようと思っています。  信ちゃんは都内の写真屋(現在は廃業)の息子なので、幼いころから写真を撮るのが大好き。旅行に行くと…