車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、13年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

初めての自分たちだけの国内旅行:北海道 (5)

 (1)ボランティアの方のサポートを受け、

 (2)訪問先の施設の方とのメールをやり取りして詳しい情報を確認し

 (3)観光協会に問い合わせをして、訪問先についての更に詳しい情報を取得する。


 友達の助けを借りず、初めて自分たちだけで敢行した北海道旅行は、大きな突発事故にも困難に出会うこともなく、無事終わりました。改善点もたくさん見つけました。


 一つの行動を続けるには、習慣付けが不可欠です。技量・技術の会得には、反復が必要です。スポーツでも、語学でも、キャリアでも。そして、車椅子旅行にも習慣付けが必要だと思います。

 オーバーに言えば、「一度旅を止めてしまうと、次の旅には出られなくなる」と言うことかな。そんな風に思っています。どうしてか?

 車椅子旅行は普通の旅行とは違うからです。めちゃ楽しいですが、事前に、(1)十分過ぎるほどの情報を得て、(2)想像出来うるあらゆる可能性を考え、(3)あらゆる可能性への対処方法に備える。それをしないと旅に出かける「勢い」がなかなか出てこない。「自信」が持てない。「勇気」が持てない。前にも書きましたが、この「初めて」の旅の準備には、6か月かけました。


 ん? 話が飛んでしまいました。「車椅子の旅を習慣付ける」については近いうちにもう一度。


 観光協会への問い合わせの話でした。

 中富良野町 産業建設課 商工観光労働係の主事の方から、詳しい中富良野の移動や観光地へのメールを頂く前に、実はすでに何度か富良野の観光協会の方とはメールの交換をしていました。

 そして・・・そして。

 嬉しい事に、その方がラベンダーの花束を持ってホテルまで来て下さったのです。事前に約束した訳ではありません。驚きました。私たちが車椅子旅行者だから? かも知れません。でも、そんな事はどうでもいい。観光協会の方がわざわざ会いに来て下さり、直接いろいろとお話しが出来た。

 その幸せな体験から、学んだというか、確認したこと。

(1) 観光協会は頼りになる。

(2) 人との初めての出会いは、とんでもなく楽しい。


 以後、毎回毎回観光協会の方と会うことはできませんが、メールのやりとりを楽しんでいます。これまた前にも書きましたが、すべての観光協会が幸せを下さるとは限りませんが。


初めての自分たちだけの4泊5日の旅は、

(1)飛行機

(2)今はもうなくなってしまった、朝食のビュッフェで好きなだけいくらのしょうゆ漬けが食べられた旭川の駅前のホテル。旭山動物園への無料の送迎バスサービスもありました。(2泊)

(3)ふらのラ・テール(1泊)

(4)ラ・コリーナ(1泊)

にそれぞれお世話になりました。

 ラ・コリーナはバリアフリールームもあるイタリアン・レストランを併設されたペンションで、日高連峰が目の前に広がっています。

 全部でいくらかかったか、正確には覚えていませんが、二人で15万円前後におさまったと思います。

 車椅子でも一般の旅費とそう変わらずに旅が出来る。そう自信を持たせてくれた旅でした。