車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、17年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

常識回避で、楽しい車椅子旅行のススメ:ルールその1

2017年の我が家のスローガン:進化は常に、非常識から生まれる    2016年の4月からスタートしたこのブログ。思いつくままにどんな車椅子旅行を、どのように楽しんできたか。出来るだけ具体例をあげて書き綴って来ました。   車椅子旅行をさ・ら・に・フルに楽しむために、自分の頭の中を整理するため、ルールにまとめてみます。 ルールその1: 「車椅子では無理です」と言われても、相手の言う事をそのまま鵜…

「進化は常に非常識から生まれる」

 最近、我が意を得たりと思わずほくそ笑んでしまうお気に入りフレーズです。 「進化は常に非常識から生まれる」  タイヤのCMで我らが福山雅治さんが毎日何度もTVの中で繰り返しているので、みなさんも目に、耳にされた事と思います。  「非常識」を辞書で引くと、 「常識」を欠いていること、とあります。  では、「常識」とは何か。再び辞書をひも解くと: 「一般の社会人が共通にもつ、また持つべき普通の知識・…

あと、20年以上車椅子旅行が楽しめる!

 信ちゃん(夫)の両親も私の両親も共に、亡くなってかなりの年月が過ぎました。  ですが、信ちゃんの父親の弟である叔父がなくなってからも、つれ合いの叔母とはずっと季節のあいさつ状や歳暮を送るなどの付き合いを続けてきました。そんな叔母から年末に所用で電話を受け、信ちゃんは1月3日に三人で昼食を一緒に食べようと約束しました。  磯子に一人暮らしの叔母は90歳。高齢の叔母と車椅子の信ちゃんが共にゆっくり…

「ぼく、上を向いて寝ている!」

 普段の信ちゃん(夫)は毎朝7時を過ぎて、のこのこと起き出してきます。  もともと匂いには敏感でしたが、ありがたいことに臭覚にはほとんど障害が出ませんでした。私が7時を合図にばたばたと朝食の支度を始める音と共に、朝ご飯の匂いが、いつも目覚めを促すようです。  左・半・身・不・随・の信ちゃんは、朝起こしに部屋に行くと、11年間変わらず、体の右側を下に、横向きで寝ています。夜中にトイレに起きた時に見…

車椅子ドライブ旅行だから出会えた場所: 2016年北海道

 クリスマス・イブにぴったりの、「車椅子ドライブ旅行だからこそ、信ちゃん(夫)だからこそ目に留めて出会えた、幸せの場所」の紹介を、今日はぜひ。  そこは、今年4回目となった北海道ドライブ車椅子旅行:松前・積丹半島の旅の終盤、定山渓の西にある小金湯から、メロンで有名な夕張へと向かう途中にありました。  小金湯はとても良いバリアフリーの宿でしたが、貸切家族風呂には手すりが右側にしかなく、バリアフリー…

朝6時半に自転車で走り、ひらめいた!

 信ちゃん(夫)は近所のパン屋さんの「サラダ・パン」がお気に入りです。私は「コロッケ・パン」。ときどき早起きをして、自転車に乗って買いに行きます。  ほんのわずかな時間の違いでいつもの道の、車の往来や人通りがまったく異なるものですね。  昼間はバスを待つ人や、信号では必ず車が停車していて街の活気を感じるのに、先週の月曜日は見事なまでに人も車も見かけませんでした。  そ・こ・で・気持ちよく、久しぶ…