車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、13年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

車椅子旅行でも手が届く部屋の見つけ方:まとめ

 「お金を出せば、大抵の願いは叶えられる」。

 好きになれないフレーズですが、車椅子旅行についても、それは真実。15年ほど前、まだ信ちゃん(夫)が車椅子になる前、エジプトのアブ・シンべル宮殿で関西からの、大型バス一台に乗車された車椅子旅行者の団体にお会いしました。その時、「意思とお金があれば、どこでも車椅子旅行は可能だ」という強烈なメッセージを受け取りました。

 エジプト旅行ツアーはほとんどがハードスケジュール。お疲れ気味(エジプトは暑いですし)の旅行者を多くお見かけしました。

 ところがお会いした車椅子のみなさん。元気・元気。笑顔一杯で楽しそう。付添いの方々も平均的な旅行者の方々よりも遥かに元気で楽しそうでした。


 ということで、改めてみなさん、車椅子旅行に出かけましょう。車椅子旅行は楽しい!請け負います。


 ですが、至れり尽くせりの車椅子旅行ツアーは高い。それも生半可でなく高い。

 となれば、車椅子個人旅行しかない。そして…

 個人旅行で一番の「金食い虫」は、国内では宿泊代です。

 ということで、全編・中編・後編と書いてきた「車椅子旅行でも手が届く部屋の見つけ方」を今ここでもう一度、まとめてみます。


(1)まずシンプルに、安いバリアフリーの宿を探す。こまめに探すと、みっけものに出会えます。スキージャンプの沙羅ちゃんの出身地にあるこの宿は、バリアフリールームの窓から沙羅ちゃんの実家の茶色の壁が見えます。ご主人が教えてくれました。奥さんの手作りの料理にほっとします。旭川からオホーツク海に面した遠軽に抜ける時にお世話になりました。


(2)旅行代理店のサイトに「和室のプラン」しかなくても、基本情報に「洋室」があったら、直接宿に電話をする。「バリアフリールームだけは電話でのみ受け付ける宿」、思ったよりも多く、大手チェーン店の多くも電話でのみです。

 こんなサイトを見つけました。参考にしよっと!


 どういろいろ検索しても、宿のホームページを見ても、予算に収まる気に入った1階にベッドのある宿が見つからない場合。最後の手段、google mapで外観の写真をチェックして、入り口がフラットな宿に、ひたすら問い合わせの電話をかけてかけてかけまくる。そして・・・

(3)運が良ければ、ご家族が使っている、または使っていたベッドや簡易ベッドを貸して頂ける宿にぶち当たります。今年の松前・積丹半島の旅では、こちらの宿で簡易ベッドをお借りすることになりました。


 宿に電話をかける経験を積み重ねて行くと、相手の方の声のトーン、言葉の選び方などで、その宿にお世話になりたい・・・いや、何か違うなあ・・・など、会話を続けながらひらめきます。まあ、私のひらめきですから、思い込み・間違いなど、きっとあるでしょう。ですが、一度でも電話で問い合わせをして、いろいろお聞きした方と直接お会いする。そして楽しい会話を楽しむ。これは旅先での、車椅子旅行だから味わえる醍醐味だと思います。