車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、17年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

車椅子旅行でも手が届く値段の部屋の見つけ方:中編

 今年の8月15日からさんふらわあ・さっぽろに乗って、4回目の北海道ドライブ旅行に行きます。さんふらわあは、さっぽろ号以外乗船した事はありません。エレベーターがあるのは、さっぽろだけですので他のフェリーは車椅子NGです。


 苫小牧から、今年目指す松前・積丹半島に行く途中、洞爺湖で宿泊することにしました。洞爺湖近辺にはたくさんバリアフリーのホテル(https://www.clipit.jp/doo/barrier-free.html#c=toyako&f=barrier-free)がありますが、どこも高く、予算(2食付1万円以内)オーバーです。というか、私たちは基本、大型ホテルが嫌いなので、やむを得ない場合を除く、または特別な目的がない限り避けます

 そこでさまざまな旅行サイトから、(1)2食付の安い (2)評判のよい宿をリストアップします。そして、泊まりたいと思う宿が見つかりました。(1)家族経営で (2)自分たちの野菜畑を作っている。

旬菜宿房 いこい荘」です。旅行サイトには、和室プランしか掲載されていません。ですが、例えば「じゃらん」の宿の基本情報を見ると「洋室1」と書かれています。そこで、いこい荘のホームページにアクセスして「館内のご案内」をクリックするとあーら不思議。「1F洋室」の写真が登場しました。

 早速、電話をします。

 「洋室は、電話でだけ受け付けています。出来るだけぎりぎりまで、車椅子の方を優先したいので空けておきたいのです」とのありがたいお言葉。こういう宿に、車椅子旅行者としては泊まりたいです。


 実は、「洋室は(またはバリアフリールームは)電話だけで受け付けています」という宿は結構多い。ですので、和室しかプランがないところでも基本情報に洋室が見つかったら、電話で確かめましょう。残念ながら、

1) せっかくの洋室が1Fにない、とか

2) せっかくの洋室がシングルだ(我が家は二人なので)と言うことも、もちろんあります。

 ですが、ここで諦めてはなりませぬ。

 価格的にも、口コミでも評判がよい。「あーあ、洋室があればなあ」と思い、簡単に諦められない宿。基本情報に「洋室」がなくてもウェブサイトには「洋室シングル」しかなくても、しつこく

宿に直接電話をして確かめましょう」

 何を確かめる? ですか? それは後編で。

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