車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、17年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

キャンセルをやっと決心!第8回北海道ドライブ旅行

 5月のドナウ川クルーズは、早い段階でキャンセルを決めました。旅費のキャンセル料が25%の期間は過ぎ、明日がキャンセル料半分の締め切りの日の事です。旅費の契約内容は、それ以上待つとキャンセル料は75%に跳ね上がるとの事でした。
 この時の気持ちを書いた投稿です。

 それから約3ヶ月。
 これまで7回楽しんできた車椅子ドライブ北海道旅行は、8月15日以降に決まっていました。ですが今年はオリンピックの年だったので、前倒しでオリンピックの間に東京を逃げ出して7月中旬過ぎから8月頭にかけて旅行をする事に決めました。
 北海道行きのフェリーの予約が2ヶ月前から始まるので、例年ならばもう予約を済ませているのですが。


 今回の旅はゆっくりおいしいものと景色を味わいたいと、どの宿にも3泊する事にきめていました。いずれも以前お世話になった所なので、一つ一つ直断りの電話をしました。その中でも特に万月堂は、思い出深い宿です。

 ご主人と話をしていると信ちゃん(夫です)が声をかけました。
「犬は元気かなあ?」
「元気ですよ。2ヶ月前に、もう一匹増えました」
「では必ず来年、会いに行きます。ところでそちらはいかがですか」

「観光客の方はほとんどありませんが、作業員の方の滞在は続いているので、なんとかやってます」
 来年の楽しみが増えました。


 これが、2020年第8回北海道の旅のスケジュールでした。
 いつものように楽しく、2ヶ月ほどかけて立てたものです。
7月22日(水)出発 
8月12日(水)帰宅

太平洋フェリー:
仙台 - 苫小牧:バリアフリー洋室:19:40-11:00(2室)7月25日(木曜日)高い: 7月23日()いしかり 09:00~名古屋)052-582-8611 (仙台)022-388-8757
苫小牧 -大洗:バリアフリールーム: 8月11日(日)
フェリーさんふらわあ 売り出し2ヶ月前
大洗:029-267-4133
苫小牧:0144-34-3121
料金 C期間: 28,300円(22,900円) 
   B期間: 24,000円(20,300円)
7月20日(月):出発 福島泊
7月21日(火):仙台 フェリー :出発:福島泊
  22日(水):苫小牧 :仙台 フェリー
  23日(木):ホテル光南:9月21日メール連絡:仮予約OK9月22日 苫小牧
  24日(金):ホテル光南  東2条南19: 0155-23-7353
  25日(土):ホテル光南
  26日(日):シーサイド厚岸:0153-68-9030(出越さん 12月18日電話。5月になり最終確認の電話を入れることで合意): ホテル光南
  27日(月):シーサイド厚岸
  28日(火):シーサイド厚岸
  29日(水):風蓮: 0153-25-3919(2019年11月3日電話:奥さん:5月に入り最終確認の電話をする事を伝える)
  30日(木):風蓮
8月 31日(金):風蓮
   1日(土):万月堂:羅臼まで31キロ:9月21日メールで連絡。返信あり。
   2日(日):万月堂
   3日(月):万月堂
   4日(火):いもだんご村(じゃらん:1月3日)(1月19日に電話で話をする)
   5日(水):いもだんご村
   6日(木):いもだんご村
   7日(金):足寄の宿:足寄化石博物館(1月19日電話で確認)
   8日(土):くまさん荘:9月21日メッセンジャーで連絡。OK
   9日(日):くまさん荘
   10日(月):くまさん荘
   11日(火):フェリー
   12日(水)
祭り:
網走市:オホーツク夏祭り:7月下旬小清水市:小清水ふるさとまつり;7月下旬
食事:
苫小牧:カレーラーメン
サロマ湖: 北勝水産01587-6-2121 朝8時から
ドライブインロマン:別海:0153-75-2458 万月堂まで70キロ、風蓮から40キロ40分
足寄:
網走:回転すし:かに源0152-43-8383
食べ物:
餅:帯広 大福亭:〒080-0013 北海道帯広市西3条南29丁目1−17:0155-48-6001


https://harablack.exblog.jp/29767730/https://www.nanovipava.com/oho-tukusan.html


 今回は行きに、福島から仙台の友達に会ってフェリーにと決め、初めての太平洋フェリーにのる事にしていたのに。


 まあ、残念残念と言い続けていても祖母の口癖だった「詮無い事」

なので・・・・でもやっぱり、正直、悔しいです。
 断りの電話をかけながら、電話の向こうの、車椅子旅行者の私たちに本当に優しくおもいやりのある対応をして下さった宿の方々を思い描いていました。
 めずらしく電話を切った後、涙が出ました。


 韓流ドラマに相変わらずはまっている私ですが、その中でも人気の「ミセン」

を昨日見終わりました。最終回、主人公は ヨルダン・ペトラ遺跡 を訪れます。永年、ぜひ訪れたいと思っていた遺跡です。
 信ちゃんは2005年1月15日に脳出血で倒れたのですが、その一週間後には中東の旅に出かける予定でした。車椅子でこの先、中東を旅が出来るかどうかは私たちの決しだいだと思っていますが、なんだかちょっぴりこのチュニジアの写真を見ながら、また涙が出ました。

(2012年 1月)サハラ砂漠の信ちゃんです。

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