車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、17年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

コロナウィールスがPandemic発表の日と車椅子


 昨日、2020年3月12日、きしくも11年目の311の翌日、WHO

がコロナウィールスは 
パンデミック - Wikipedia 
だと発表しました。

 それまで、貯金を下ろして去年申し込んだ、5月のドナウ川クルーズ

をキャンセルするかどうか、ずっと気持ちが揺らいでいました。
 昨日の夜、キャンセルのメールを送りました。
 代金は50%しか戻って来ません。大きな痛手です。
 そこに昨日、Pandemicの発表。
 ですが、30万円近いキャンセル料を払ってもキャンセルを決めたのは、車椅子生活者の信ちゃん(夫です)との話し合いの結果です。信ちゃんは去年70歳

を迎えました。
 信ちゃんはこう言ったのです。
「僕たちは ベビーブーム - Wikipediaに生まれた幸せなベビーブーマーだよね。戦時中の暮らしを親から聞かされてその苦労を多少は実体験し、それから本当に激動の日本の戦後を歩いてきた。その上僕は脳出血で車椅子者の新しい世界を体験させて貰っている。これまで1929年の世界大恐慌は歴史だったけれど、それに等しいほどの世界的な現実に体験し始めているのかも」
 「でもね、僕たち幸せだね。一生のうちにこれだけ多種多様の体験をさせて貰っているのだから。なかなか
 いい人生だよね」
 そうだね、信ちゃん。世界中でみんなが同じ体験をしている。それまでは局地的な戦争や、紛争だけれど、今は一致団結して世界中がコロナウィールスと戦っている。それを実体験させて貰っている。70歳を過ぎて。


 「いい人生だよね」と私も思います。
 昨日私は電動車椅子の信ちゃんと往復6キロ以上歩いて、武蔵小山商店街

にお昼を食べに出かけました。
 このところふたりでそれぞれPCを開き、楽しんでいます。
 信ちゃんは大好きなフェリーニ監督

の、これまで買い貯めたDVDとイタリア映画の世界に浸り、私はAbema

韓流ドラマを見まくっています。


 今日はこれから信ちゃんの歯医者さんへ。そろそろ信ちゃんを起こさなければ。もうすぐ2020年3月13日金曜日7時です。
 今日も、穏やかな幸せな一日になるでしょう。
 それにしてもキャンセル代が50%ってひどい!!!!!


 二人でPCにへばりつく為におととい大量にスープを作り、シチューやカレーなどにして食べています。カレーは昔からルーをあまり使わず、今愛用しているのが新大久保で買って来たこのカレー・スパイスです。

 同じように新大久保で買って来たしょうがとニンニクのおろし(写真はYOUKI製ですが、実際に使っているのはインド製)と玉ねぎと肉を最初に十分炒めてます。

鶏がらと鶏肉で作ったスープはまだ大量にあります。甘酸っぱい味、昔ながらの中華味、醤油味、味噌味。いろいろ作りましょう。


 ポンと空いた五月のGW後の日々。縄文遺跡・文化フェチの私たちのスケジュールは即、決まりました。311以後、長野の中川村

に移住した子供二人の若い大好きな友人夫婦を訪れ、長野の縄文遺跡巡り

をしようと思います。
 上田市の無言館

も以前から訪れたいと思っていたので、楽しみです。


 唐突ですが、この写真をネットで見つけて以来、時々取り出して見ています。今年のアカデミー賞主演男優賞を受賞した、ホアキン・フェニックスの家族写真です。左から二人目のリバー・フェニックスが主演した

は特に心を大きく動かされた作品。また、見てみようかな。

(おそらく1970年末頃?)

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