車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、17年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

3泊5日のパリの車椅子旅行

 「棚からのように突然降って沸いた、パリの車椅子旅行に今週23日から行って来ます。信ちゃん(夫です)の創立40周年を迎える仕事関係先のご招待です。
 私と結婚直後、信ちゃんが会社を立ち上げたのは、もう40年前の事。スタートした時にはいつまで続くかなど考えたこともなく、ただただ好きを仕事にしたかった信ちゃんでした。これまで社員が7人を越えたことのない小さな会社ですが、ありがたい事に311でも、信ちゃんが脳出血で倒れた時にも潰れませんでした。
 神様に感謝です。
 は力なり、ですね。


 同業者と関連会社の代表の方々の総勢9名のグループだそうです。みなさんはもちろんお一人参加です。今回の話しが出た時、招待側から、「お一人で参加は無理ですよね」と打診がありました。信ちゃんはもちろん「無理です」と回答しました。
 「二人ではられるかもね。やむ得ないね」と話していたのですが、打診のあった半月後に、OKが出ました。
 宿泊ホテルもなかなか決まらず、パリに詳しい親友に「せっかくのパリだから老舗ホテルを考えているのかも知れないけれど、車椅子の事を考えると、世界的なチェーンホテルに落ち着くのが一番安心かも」と言われました。


 車椅子ということで、旅行代理店はいろいろアレンジに苦労したのかなあ。23日出発ですが、最終的な行程表が送られて来たのは、昨日の20日でした。
 仕事先の会社の開発部門や研修センターなどいろいろ訪問見学しますが、最後の一日は、となっていて、最初の行程表には特にスケジュールは入っていませんでした。昨日送られてきた行程表には、「セーヌ川クルーズ(昼食)」と書いてあります。
 参加者の平均年齢が高いこともありますが、きっと私たちの事を考慮してプランしてくださったのだろうと感謝しています。
 前述の親友に「パリでは車椅子トイレを探すのは難しいよ」と釘を刺され、最後の一日観光の日をどう過ごそうかといろいろ迷っていたところでした。


 飛行機はANAで、パリまで往復直行便なので、バレンシアの帰国の時のような騒ぎはないと安心していますが、

何かがきっと私たちを待っている気がします。
 みなさんにどんな事が報告出来るのか。とても楽しみです。
 明後日、出発します。


 パリに出発前にエッフェル塔の写真???ではなく、これはラスベガスの、クレープがとても美味しいパリス・ホテルに付属するエッフェル塔です。ラスベガスにはいろいろありますね。

(2008年1月)

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