車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、17年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

2019年最初の楽しい車椅子ドライブ旅行は沖縄に決定!

 私たちの縄文にハマり具合はかなり・・・かな?
 「2019年度最初の車椅子旅行はよ」と言うと、ほぼ全員に「沖縄にも縄文遺跡があるの?」と聞かれます。私たちの国内旅行はもはや仲間の間では、縄文遺跡と切り離せない状況になっているようです。
 縄文の話をすると止まらなくなるので、まずはそもそも、どうしてに行く事になったかを・・・。


 寒いです。
 今年が例年よりも寒いのか、私たちが歳を重ねているからか。とにかく私もですが、信ちゃん(夫です)は脳出血による左半身麻痺だけではなく、脳出血で倒れる一年半前に脳幹梗塞で倒れ、ワレンベルグ症候群

を発症しているので、頭の中で寒さ暑さに混乱がいつも起きているようです。その上の、このところの寒さ。


 寒いなら、暖かい所に行けばいい。
 暖かい所と言えばはいいなあ。
 と言えば、退職後ににマンションの1室を購入。頻繁に沖縄と東京を往復して、老後を満喫している仕事仲間だったゆ~う~な友達が居ました。そこで久しぶりに、彼に電話をかけました。
 「会いましょう。沖縄旅行のだったら、いつでも乗りますよ」


 いつもはほとんど他力本願で(感謝をしながら)みなさんの好意に甘えている日々ですが、さすがに何の準備もせずに会うのもなあ、と考え、Google地図を開きまず、那覇市がどの辺りにあるのかを確かめました。次に、一番北の岬の名前は辺戸(へど)岬

と言うのかなどと、最低限の知識を頭に詰め込もうと大好きなブラウジングをしていて偶然、こんなサイトを見つけました。


 ところで、今年の4月に楽しい四国車椅子ドライブ旅行に行きました。

 四国行きは、徳島まで東京からフリーが出ている事を知ったのも理由の一つですが、それ以上に信ちゃんはずっと、「瀬戸大橋を車でりたい」と言い続けて来ました。大橋が出来てからですから、30年近く言い続けている事になります。 

 四国のドライブでの信ちゃんは、本当に嬉しそうに瀬戸大橋を始め、たくさんの橋のドライブを楽しみました。
 「そうか、を走るのもいいね」
 早速信ちゃんに、の橋のサイトを見せて誘った所、「全部は回れないよね。お奨めを選んで」と言われて、6つの橋の場所をGoogle地図で1つ1つチェックしていたら、な、な、なんと、「海中道路」の先の伊計島に、仲原という縄文がありました。

 早速、仲原遺跡を訪れた人のブログを探します。「ハブに気をつけよ」という警告立て札が立っていたそうです。


 「海中道路」です。凄いですね。 

 本島のうるま市からこの海中道路を通り、宮城島を抜けて伊計島に渡るのですが、その伊計大橋も

赤くて素敵。これはもう、信ちゃん、走らなきゃ。仲原遺跡を見にに行かなきゃ。



 への飛行機の旅はずっと、スカイツアーズにお世話になっています。今回もANA専門店で本社が沖縄のスカイツアーズの本島3泊石垣島1のツアーに申し込みました。昔、JALANAよりも敷居が高く、私にはANAカードしか持てませんでした。

 旅は1月末なので、二人で宿泊料込みで10万円を僅かですが切ります。
 レンタカーはいつも乗っているフリードを、「たびらい」

という旅行予約サイトから予約しました。各社の料金比較も表示され、さらに、「たびらい」割引もあるので、今回は3日借りて2万円以下で収まりました。
 大学時代、旅行をした時には往復はがきでユースホステルの予約をしました。あの時の手間と、予約確認のはがきがユースホステルから戻ってきた時の安堵感。ほとんどの旅行計画がオンラインで済んでしまう現在の便利さはありがたいですが、ない気もします。
 ツアーのシステムとして追加料金を払えば、リゾートホテルにも宿泊できます。いつものように電話で信ちゃんが車椅子であることを伝え、その時の相手の声のトーン、言葉遣いなどで今回も候補の中から沖縄旅行のホテルを決めました。
 まず、那覇市内のホテルは、沖縄に最初に出来た観光ホテル、その名もホテル」に決めました。

 この従業員さんたちの写真を見て「ここに泊まりたい!」と信ちゃんは即決断。追加料金は二人で1,500円です。沖縄のディープな夜の街「栄町市場」

も歩いて数分。行った事がないので、楽しみです。


 1日目と3日目をここにしたので、二日目はせっかくだから、一番北にあるホテルに行こう。予算オーバーになったらいつものように信ちゃんのヘソクリを当てにしようと

このサイトを見せながら、「追加料金は朝食付きで一番安い部屋が一人6,300円もするのだけど、どう」とお伺いを立てると信ちゃんから、「いいよ」と嬉しそうな返事が返って来ました。「せっかくに行くのだから」。
 やったね。
 最終決定の前にホテルに電話をして、一番安い「パームコテッジ」棟: パームコテージ|客室|沖縄リゾートホテル「オクマ プライベートビーチ & リゾート」<公式>: にそもそも信ちゃんが泊まれるのか、確かめなければなりません。電話で問い合わせると「入り口に全部で6段ほどの階段があります」
 このような場合、中途半端な決断はせず、「すみません。入り口の写真をって下さい」とメールを送ります。ホテルからは即、「先日の台風でまだ掃除が行き届いていませんが」という文面とともに写真が届きました。「お手伝いが必要ならばお申し出下さい」

信ちゃんに写真を見せると「つかまる所があるから大丈夫だよ」
 おお、信ちゃん、理療法士さんとの毎週の階段の上り下りの練習のを見せて貰いましょう!


 先日、優雅なと東京の生活を楽しむ友人に会い、「海中道路」の話をすると、「ああ、あそこは結構穴場だよ」と言われました。私は自分の選択にしごくご満悦。さらに「伊計島に縄文があるのよ」と言うと、「灯台下暗しだ。今度行ってみよう」との返事でした。


 長年旅行プランを立てていると、が働くのです。


 翌日には、「3泊4日の楽しい沖縄車椅子ドライブ旅行のルート」と言うタイトルが付いた、友人お奨めのプがメッセンジャーに送られてきました。ホテルに近いお奨めレストランのリストも添えて。
 持つべきものは、仕事が速くて気が利いてな友です。


 今日は大晦日。みなさま、よいお年をお迎え下さい。
 2019年も、「車椅子旅行は楽しい!」は続きます。


 これは今年訪れた青森・小牧野縄文遺跡のFBからお借りした写真です。
 このメガネ。遮光土偶がかけているものと似ていませんか? 私が今、一番しい縄文サングラスです。

(2018年12月 青森・小牧野縄文遺跡:縄文の学び舎・小牧野館)http://komakinosite.jp/index.php/info-riyo-manabiya.html

×

非ログインユーザーとして返信する