車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、17年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

車椅子でビーチが楽しめる!

 今年の5月、バレンシアのパエリア教室で友達になったポルトガル人のFBで、私たちのために紹介してくれたビーチ用マット。
 
 このようなビーチにアクセスできるビニールマット。オーストラリアやアメリカでは一般的に広がっているようですね。


 日本ではどうなのだろう?と思っていると・・・


 前回に登場した親友の「さすけ」の母が、こんなサイトを紹介してくれました。


 日本初の車椅子でも海が楽しめる「ユニバーサルビーチ」が神戸・須磨海岸に!市民が協力して実現させたビーチマットプロジェクト | soar(ソア)


 を紹介したかったのですが、容量が重すぎて

となり、画像はNG。ですが、ここで負けてはいけません。いろいろサイトを探しまくり、見つけました。



 何故須磨に、このようなビーチプロジェクトが実現したのか。


 Soar(ソア)のサイトに詳しく紹介されています。
 物語は、サイトの真ん中辺りから始まります。少し手を加えて引用させて貰います。


 このプロジェクトは、の「運命的な偶然」が重なったことがきっかけで始まりました。


 発起人は、自身も車椅子ユーザーである俊介さん

 
 東京の広告代理店に勤務しバリバリ働いていた木戸さんは、2年前、交通事故に遭い、脊髄損傷に。下半身麻痺で車椅子生活になっても、歩くことを諦めませんでした。


 オーストラリアに歩くためのリハビリ留学をし、ビーチマットと出会います。


 木戸:車椅子になり、大好きな海にはもう近づけないと思っていました。でもオーストラリアで見た光景は、ビーチマットが1本あるだけで、車椅子でも健常者と同じように砂浜を進み、家族で海を楽しんでいたんです!


 帰国し、故郷である神戸での生活を始めるが、物理的にも心理的にもバリアが多いことを実感。


 木戸:ビーチマットが須磨にあったら、神戸はもちろんのこと、日本中にも大きなインパクトがありますよね。そう思って、オーストラリアで出会った「ユニバーサルビーチ」を広げようと動き始めました。


 ビーチマット導入に向けて進むに連れて、有事があれば、確実に命を守ることも必要になるのでプロジェクトチームは、神戸ライフセービングクラブ(KLSC)の力を借りようと連絡しました。
 木戸:そこには日本での車椅子ライフセーバーである信也さんがいて、ビーチマットを神戸の海に導入したいと考えていたところでした。さらに僕がビーチマットを体験したバーレイビーチのライフセービングクラブと、KLSCは姉妹クラブだったんです!


 バレンシアでパエリアを食べにビーチに行き、ビーチマット、ではなかった、ビーチに敷かれた木製の歩道で信ちゃん(夫です)はどんどん海岸へと車椅子で近づく事が出来、本当に嬉しそうでした。
 の海でもこのようなプロジェクトが動いている事を、切に願います。


 那須のユニバーサル・ビーチ・プロジェクトをサポートしてくれた若者。湘南の海にも絶対に居るはず・・・ですよね。
 


 ・・・と思ったら、こんなサイトを見つけました。

 7月26日の台風来襲で、今年はンセルになってしまったようです。
 それで、話題にならなかったのですね。


 後10年若かったら、材木座とは言わず「湘南ユニバーサル・ビーチ・プロジェクト」を立ち上げて・・・いやいや、今年は「縄文の旅」まで信ちゃん共々「熱中症にならずに生き残る」ために「外禁止」を決めた身であまり大きなことは言いますまい。
 でも、ビーチマット、海に敷きたい!
 バレンシアのような、恒久的木製の歩道も作って貰いたい!


 もうすぐ東北縄文の旅に出発します。
 前回青森へは新幹線に乗って行きました。東京駅南口には、とてもありがたい多目的トイレ付き待合室があり、そこから駅員さんに設置された呼び出し電話を掛け、ホームまで誘導して貰います。旅行ではなくても東京駅の雑踏に疲れたら、立ち寄るのもありです。

(2013年9月 東京駅南口待合室)

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