車椅子旅行は楽しい!

パッケージ旅行とは違う、「個人でプランを立て」「自由な発想の」「安上がりな」「車椅子旅行のススメ」
「車を運転している時は、自分が左半身不随であることを忘れられる」と言う、17年前に脳出血で倒れ車椅子生活者となった夫との車椅子旅行は、幸せの宝庫です。

車椅子旅行の贈り物: コンビニの前でひろみさんに会う

 いたずら盛りの男児二人のお母さん・ひろみさんは、マンションの駐車場のお隣さんで、近所に一軒家を購入し、引っ越し間近でした。  信ちゃん(夫)が脳出血で倒れてまだ集中治療室に入っていた三日目の朝、朝ごはんのパンを買いに私は、裏のバス通りに面したコンビニへと向かいました。  コンビニの前は住宅街には珍しく、トラックも駐車出来る大きな駐車場になっていて、エネルギー一杯の若いお母さんたちが子供の手を繋…

車椅子旅行の贈り物: あっこちゃんに同行する

 ひょんなきっかけから「日本手話」を始め、そこで出会った「あっこちゃん」に誘われ、「アメリカ手話」(NPO法人日本ASL協会 » アメリカ手話を学ぼう!)のクラスに通い、「のぶこちゃん」に出会いました。  まだ信ちゃん(夫)が脳出血で倒れる前、のぶこちゃんとあっこちゃんの二人に出会った事は、「神の采配」だったに違いない。神様に感謝です。  のぶこちゃんからもらった贈り物は、「車椅子旅行の贈り物:…

車椅子旅行の贈り物: のぶこちゃんのソウル旅行

 「車椅子旅行の贈り物 - 車椅子旅行は楽しい!」で登場していただいた井崎哲也さんのビデオのキャプションに、「人との出逢いが、井崎哲也の生き様に影響を与えた」・・・とありますが、その後に・・  「車椅子だからこそ・・・そしておおきく言えば、障害を持っているからこその(人との出逢い)」と、私は付け加えさせて貰います。それが実感ですから。その積み重ねですから、車椅子旅行というのは。   と書きました…

車椅子旅行の贈り物: のぶこちゃんの一言

 前置きがいつものように長くなりますが、ご容赦を。  信ちゃん(夫)が脳出血で倒れる10年近く前。友人の・・・ 「仕事で手話が必要だと思うので今度、手話教室に行くの」の言葉に、非日常的な事が大好きで、時間の自由が比較的効く私は「一緒に行く!」と叫びました。  仕事が忙しかった友人はすぐに教室を辞めましたが、私は続け、そこで養護学校の英語の先生をしていた「あっこちゃん」に会いました。  英語の先生…

車椅子旅行の贈り物

 今年の4月から「車椅子旅行は楽しい!」の投稿を始め、現在のアクセス数が3,000を超えました。めちゃ、嬉しいです。これまで読んで下さり、本当にありがとうございます。  これからも、書き続けます。    「車椅子旅行は楽しい!」をど・う・し・て・書きたかったか。  そ・れ・は・・・車椅子生活になっても、「以前のように自由気ままに旅に出たい」と思いながら、今一歩踏み出せずに居る多くの方々との出会い…

車椅子旅行の理想の宿とは: 温泉宿編

 信ちゃん(夫)が脳出血で半身不随になる前、大好きでよく通った温泉があります。伊東と下田の中間あたりの東伊豆町にある小さな北川(ほっかわ)温泉です。  今の信ちゃんには残念ながら、絶対に入れない温泉となってしまいましたが、「こりゃあ良さそうだ」と思った方。本当に「こりゃあ良い!」なので、お勧めです。  どうしてそんなに気に入ったのか? 1) 波打ち際にあり、大島が目の前によく見える。 2) 混浴…